そらいろ

そして 君に 恋をした!

「永遠のライバル」

2017年書き収め、ということで、年の瀬ですしゆとやまについて少しだけまとめ直そうかと。ちょうど2年前に書いたのはセンター交代について。

今回は2回の一万字を受けて、これまでの発言と照らし合わせる作業を行ってみました。全ての文献に目を通しているとは言い難いので、こんな発言もあったよ!なんてこともあるかもしれませんが、そこは大目に見ていだだけると嬉しいです。

あまりにも足りないところがあるのは承知しておりますし、ここから語ることは引用を除いて全ては1オタクの個人的解釈です。ご了承ください。

 

まず、今回のやまちゃんの一万字から。 語られた裕翔くんとの事。

ライバルしても、すごい意識してた。ただ俺の性格的に、好きとキライの間はないから、どっちかって言ったらキライだった。だってムカつくんだもん。何言っても真に受けて落ち込んで。センターを変わったタイミングでもあって、ものすごい悩んでる時期だったと思うんです。でも俺は“悩んでる時間があんなら前向け!”ってタイプだから。でも、俺はそれ言えないよ、俺だけは。あのころの裕翔は寄り添わせてくれなくて、なんかもどかしかったな。

 

「寄り添わせてくれな」かった裕翔くんの性格を、昔からわかっていただろうやまちゃん。今思えば言葉の端々から、「認めてんぞ、前向け!」って言ってるのだなと思える言葉がいくつかありました。

裕翔は本当に多彩だなって思う。一番刺激をもらいます。正直、お互いに入り込まないし、プライベートでも遊ばない。JUMPの中だと裕翔って一番わからない子なんだけど、刺激をもらうのはコイツなんです。タレントとして光るものを持ってるから、認めざるを得ない。尊敬してます。

最近の裕翔くんには、オレ、刺激を受けて、いろいろ気づかせてもらってる。いろんなことに対してモーレツに頑張ってるんだよね。

中島裕翔とは「まっすぐで不器用な人」。5年前と変わらずいつも元気だし、中身はまだまだ子供だよ(笑)裕翔くんは神経が細やかでひたむきだからこそ、ひとつのことを気にしちゃう面もあると思う。真っすぐな不器用ちゃんだね(笑)

 

誰よりも胸に留めてきっと考えていたはずのやまちゃん。でも自分があの場所を奪ったと思っていたからこそ、自分だけは言葉にできなかったのだとやまちゃんは語ってます。 

メンバーから見ても「ベルリンの壁」。

でも「本当に仲が悪かったなら仲直りさせてる」と言われていたように、ただお互いと向き合いにくかっただけだったのでしょう。

やまちゃんを夢に見ていた裕翔くん*1からは、きっと"やまちゃん"に寄り添ってほしくて、助けて欲しかった。何か言われるならきっとやまちゃんからだったのかもしれない。

そんな裕翔くんの気持ちを理解しつつそばにいてくれた知念さんや薮さんには頭が上がらない裕翔担です。(ここめんどくさいポイントですすみません。)

 

でも裕翔くんは、誰にも頼りたくはなかったんだなぁと二度目の一万字を読んで改めて思いました。頼りたくなかったというより、頼るのが怖かった、と表した方が正しいのかもしれませんが。

基本ネガティブなんで、自分が誰かに何かをしてもらうことがもうしわけないなって思う人間で。"俺なんかのために"って。当時、めちゃくちゃ偏った考え、狭い視野で、自分はメンバーにキラわれてるんだろうな、浮いてるなって思ってて。 

みんなが自分に対して距離を取っていると思っていたのが、心を閉じていたのは、距離を取っていたのは僕の方だったんだって

メンバーに完全に身をゆだねられるって思ったのも、去年、おととしくらいなのかなって。メンバーは完全に心を開いて待ってる感じで。僕が飛び込んでいくのを躊躇したというか。一瞬また、自分の殻に閉じこもりかけもして。でも去年、おととしと仕事が忙しかったり、ふさぎ込んでいるときに、物理的にも、精神的にもそばにいてくれたのはメンバーだったんですね。"あ、信頼していいんだ"って。信じていいのか踏み切れなかった自分が恥ずかしくなったというか。

また、以前の一万字では

(悩んでることを誰かに相談)しなかったですね。メンバーにも、家族にも。平気だよって振舞っちゃうんですよ。なんでもないよって。

考え込んじゃうタイプなんで、いじられたりすると、どうしてだろうって悩みすぎちゃって、胃がキリキリしちゃったりしたんです。

すっごい落ち込んで、自暴自棄じゃないですけど、なんか部屋でふさぎ込んでたときとかありましたね。 "なんでみんな、そんな比べんだよ"って。考えてもしかたないことをずっと悩んで、負のスパイラルに陥っちゃって。

 

以前の記事*2でも言いましたが、裕翔くんの中ではいつだって「JUMPはホーム」で「メンバーが大好き」だったからこそ、さらけ出すのが怖かったのでしょう。

どんなに苦しくて辛くても、やめたいと思ったことは一度もなかった。

それはきっと彼なりに前を向いているつもりだったんだと思います。

どんだけ落ち込んでも、やめようと思ったことはないんですよね、一度も。だって、やめたら元も子もないじゃないですか。やめちゃったら、もうがんばることすらできない。だから、どっかに望みみたいなものを持ってたんだと思います、心のどっかに。ドラムだったり、写真もちょっとやり始めて、自分には自分のよさが、必ずあるはずってことに、その時期にちょっと気づけたんですよね。

現場に行って、メンバーと話したら楽しくなっちゃう自分もいたんです。浮いてるのかもしれないって思いながら、メンバーのこと大好きだったんで。自分のこと、わかってもらえないって思いばっか強すぎて、周囲が見えてなかったんですよね。

 

自分以外は敵で、自分がこの世の全ての不幸を背負っていると思っていた裕翔くんにとって、大事だからこそ信頼できないというのが大きな心の壁だったのでしょう。

自分の心を保つためには誰かを信頼したくともできなかった。一番に支えて受け止めてくれるメンバーが怖かった。今思えばいつだってそばにいてくれたと思えても、あの頃の自分はそうじゃなかったと裕翔くんは語っていました。

「寄り添わせてくれなくて」というやまちゃんの言葉はとっても正しい。

 

でもきっとやまちゃんの「寄り添わせてくれなくて、もどかしかった」ことと「キライだった」ことは完全なイコールじゃないんだと思ってます。

自分だけは言えなかったと言っても、無理矢理にそばに行くことも可能だったはずです。それがふたりの関係を悪化させることになるかもしれなくても、その方がいいと考えた自分もどこかにいたはずで。

けれどそれができなかったこと。裕翔くんが"キライ"だったというのももちろんあるのだと思いますが、やまちゃんのあのもどかしいばかりだった感情の記憶故、あの頃の自分たちが "キライ"なのかもしれない、と。

「寄り添わせてくれなくて、もどかしかった」と「寄り添えなくって、もどかしかった」が共存して、モヤモヤして遠ざけた結果、こじれて元に戻しにくくなってしまった。

本当の和解がここ1年ぐらいだと言うふたり。7年から8年ほど要した月日はきっと彼らにとっては必要な時間で、メンバーからすればそれこそ"もどかしい"時間だったのかもしれないですけどね。

 

ずっとずっと、お互いを意識しながら成長してきたゆうとくんとやまちゃん。

「ずっと努力してる」とお互いに言って憚らず、俺なんかが努力なんていうのもおこがましいなんて言ってやまないふたりだからこそ、すれ違ったんだろうなとも思います。

誰よりも認めたいけど、誰よりも負けたくなくて、一番に知っていたくて、一番遠ざけたいのに、一番近くにいたいんですもん。

お互いの背中、やまちゃんは抜きつ抜かれつだと思ってるみたいですけど、裕翔くんはいつだかのやまちゃんのように*3、もうやまちゃんの背中には追いつけないなって思ってるみたいだったり。

「もうやまは俺のことなんて眼中にないと思ってた」なんて普通口にしないでしょう?って思うんですけど、裕翔くんはそれをあっさりと口にしちゃう。

やまちゃんはいつだって「裕翔はライバル」だという話をするし、裕翔くん自身もそう思っているはずなのに、自分が彼と対等に並ぶなんてことを考えていなさそうなところにいつもはてなマークが浮かぶわけですが。

 

 

そろそろ結びにしようかと。

ゆうとくんとやまちゃんのことについてまとめた記事は以下になりますので、興味を持たれた方は読んでいただけたらと思います。

ゆとやまはいいぞ…ゆとやまにはまりましょうみなさん……

sugaring.hatenablog.com

sugaring.hatenablog.com

 

※なんども言っておきますが、一塊の裕翔担の思いになりますので、そのように受け取っていただけたらと思います。

 

*1:夢シリーズなんだけど、つい最近、地震が起きた夢を見た。めっちゃ揺れてて、周りの物がたくさん落ちてきたから、すんげぇ〜怖くて。誰かが一緒にいたんだけど、顔は見えなかったんだよね。でも、あのオーラは山ちゃんかな。夢に山ちゃんが出てくることは多いよ。どっか山ちゃんに助けを求めてるんだと思う。(笑)

*2:なかじまゆうとくんの10000字を読みました。 - そらいろ

*3:俺になくて、裕翔にあるものって何だろう?今までいくつもの背中に追いついてきたけど、もしかしたらこの背中の前だけには立つことができないのかもしれない。裕翔の後ろ姿を見ながら、そんなふうに思い悩む日々が続いた