そらいろ

そして 君に 恋をした!

仲良くなるってなんだろう

 

「ゆとやまが仲良くなったきっかけ」について教えてほしい、とお題箱にいただきまして、少し文献を漁ってまいりました。

…とはいえ、どこを仲良くなったとみなすかによって色々解釈は分かれそうなのですが、

その1:山田くん入所直後

その2:初セブン会直後(メンバー公式)

その3:ピングレ後(ゆうとくん一万字より)

の3つにわけてみました。結果ちょっと長くなりましたのでブログにしました。(気合がおかしいのはいつものことです。)

 

 

まず、その1。山田くん入所直後のお話ですね。

当時のことを振り返って語っている2つの記事をご参照ください。

ちなみに山田くんは2004年8月12日入所。2004年3月28日入所です。(Wiki等々より)

山:裕翔くんと初めて会ったのは、俺がTV番組のオーディションを受けた日、オーディション終わって帰ろうとしたら、その番組に出てた裕翔くんが「いっしょに帰ろうよ」って声かけてくれたんだよね。裕翔くんは、でっかいリュックを持ってた。
中:持ってた持ってた(笑)!なつかしーね。家が同じ方向だったから。その日以来、仕事の帰りはいっつもいっしょに帰るようになって、ホントいろんな話をした。

———主題歌の『青春アミーゴ』では、バックで山田(涼介)くんとシンメだったよね?
「やってましたね。はい」
———山田くんとはどんな関係だった?
「山ちゃんは『Ya-Ya-yah』の公開オーディションで合格したんですよね。僕は半年くらい早いだけなんですけど、”あ、後輩ができたんだ!”って感覚がすごくて、僕からオーディションの日に、声をかけたんです」
———何人もオーディション生がいて、山田くんに声をかけたのはなんで?
「なんでだろう?帰る方向がいっしょだったからかな?うーん、でも、なんかちがったんですよね、まわりのコと。すぐ仲よくなって、映画をよく見に行ったりしましたね。電車も同じ路線だったんで、レッスン後、いっしょに帰って。となりに座って、どっちかの肩に頭を乗せて、寝ながら帰ったりしてました」
———寝過ごしたことってなかった?
「ないですね。山ちゃんがしっかりしてるんで、ちゃんと起こしてくれたんですよ。”裕翔くん、着くよ”って」 

この頃から2008年の転機*1までは基本的には仲良しです。

「あんまり人は撮らないけどやまちゃんは撮っちゃう」と言っている裕翔くんがいたり(Jr.時代からこうなんだからかなりの量の山田くんのお写真がきっと裕翔くんのお手元にはあるのでしょう早く切実に写真集を発売してください。)、怖い夢を見て寝れなくなったから一緒に寝てほしいと暗に裕翔くんに求める山田くんがいたり、色々かわいいお二人がてんこ盛りでした。当時の資料は……探して下さい。わたしもそこまでは詳しく持ってなくて悔しいと思っていたりします。

 

この後2012年1月に理想の息子で共演することにより、少し距離の近くなる2人。

いくつかエピソードを紹介します。

(中島)裕翔君とは、このドラマの撮影に入ってから、演技に対する考え方とか、今まで話題にしてなかったことを話すようになりました。裕翔君のプロ意識を感じることもありましたし、「一緒にいると落ち着く」って言ってくれたりして、うれしかったです。

裕翔くんがいてくれて現場ではとっても助かってます。撮影は大変だし体力もつけなくちゃいけないから、ここはひとつ俺に焼き肉でもおごって!一緒においしいお肉を食べようよ。どこでも行くしお誘い、待ってまーす!

(スパデリについて)

裕「お互い仕掛けに行って、反応を楽しんでる(笑)」

山「俺はユーティーに身を任せるだけだよ」

裕「俺から見たらこういうサイズ感だから(と下を向くポーズ) ちょっとカワイイ感じがしてくるんだよね(笑)」

山「俺は上目遣いだから、女子と男子的な(笑)」

 高校卒業年。まだどことなくぎこちなかったはずの2人にとっては一つの転機でした。きっと。

 

そして転機がもう一つ。山田くんのソロデビューですね。これが2013年1月9日になります。

この時のことを振り返って山田くんが言ったこと山田くんの一万字からを、少しだけ。

———だから、やめようと。

「メンバーには言えませんでしたけどね。ソロデビューのことについては、雄也と大ちゃん(有岡大貴)にだけ、最初に相談して。そしたら、

”これをきっかけに、でっかい風穴開けてくれ。いい風、吹き込んでくれ!”って。JUMPでグループメールやってて、俺、”今回はゴメン。ひとりでやってみる”ってメールして。そしたらみんな、”気持ちは分かってるから。がんばれ!”って。しかも、いちばん早く返信してくれたのが、裕翔で。なんか”あれ?”って思ったんですよね。裕翔がいちばん悔しいはずなのに、俺なんかより大人になってるって。なんか、恥ずかしくなっちゃって」

ちなみに裕翔くんが当時を振り返った時のお話が、こちらになります。

別にセンターこだわらなくてもいい、俺には俺の役目だってあるんじゃない?って、それくらいから何となく思えるようになったんだよね。あと同時期に、山ちゃん(山田)に何か大きな仕事が決まったら『良かったじゃん。頑張って!』って心から言えて、あれ?すっげーラクだなって。今までどこか表面だけで言ってた自分に対して、なんでもっと人の幸せを喜んであげられなかったんだろうって思ったの。

まだ、僕らの関係はギクシャクしてましたけど、やっぱ認めてはいたんで。誰よりも努力してる姿も見てるから。何より、やるしかないじゃないですか。だから思ったな。ふたりの関係どうこうなんて次元の話じゃなくて、よろこんで背中を押そう。サポートしようって

 

それからほぼ1年後、その2になります。

知念さんが二十歳になったことを機に開かれたセブン会直後のお話です。

このあと、ゆとやまの和解の日をメンバー全員で2013年の12月1日に定めていたりします。

2人が握手した像を作ろう!と裕翔くんは提案しますが、あっさり却下されていたり。かわいいです。

【知念侑李】
プライベートで潤ったのは、7の4人でごはんを食べに行ったとき、涼介が「BESTはBEST会やってるけど、7会ってまだないよね。やろうか?」って言い出して。ボクが「じゃあ、明日やろうよ!」って賛同したところから裕てぃーと圭人に声をかけて実現。どこのお店も混んでる時期で、予約を取るのが大変だったよ。涼介がもう100軒くらいのお店に電話して、ようやく見つかったってくらい(笑)。4人でゆっくりごはんを食べるのは初めてだから、最初はちょっとぎこちなかったね。でも、仕事のことやおたがい日ごろ思ってることをいろいろ話したりできてすごく充実した時間だった。またやりたい!それに、もしかしたらそのうちJUMP会もできるかもしれないよね。そのときのお店探しは雄也にまかせよう♪

【中島裕翔】
ちょっと前の話になっちゃうけど、昨年末、念願の7会を開きました!知念の誕生日会が、自然と7会になったって感じかな。場所を決めてくれたのは山ちゃん。忘年会のシーズンで、どこも混んでたみたいだけど、パッと仕切ってくれたよ。いちおう最初は「知念、おめでとう!」ってみんなで乾杯。そこから一気に盛り上がるかと思いきや、なぜかみんなモジモジしちゃってさ。「山田さん、この場を設けてくださってありがとうございます」みたいなこと言ったりして、なんか他人行儀なの。あげく「なんの話からしましょうか…」って、「オマエら、初対面か!?」ってツッコミたくなるぐらい、いま考えるとヘンな雰囲気だったなぁ(笑)。まぁ、それは最初だけで。年相応の笑えるボーイズトークから、これから7をどうしていきたいかっていうマジメな話もできた。各自が思ってることを改めて確認し合って、それを山ちゃんがまとめて…って感じ。おいしいすき焼きうどんを食べながら、ホントにいろんな話ができた、充実の会だったよ。今後は定期的にやっていけたらいいな。

山「SEVEN会でも話したよね。」
中「うん、話した。」
山「裕翔君と俺は、何か話さない時期があったの。お互い意識し過ぎて。ライバルみたいな感じで。そのSEVEN会ですんげー話した。本当この1〜2ヶ月だよね。」
高「何?どんなこと話したの?」
八「え、嫌いだったとか(笑)?」
伊「ムカついてたとか(笑)?」
薮「昔、2人から相談受けてたな……。」
山「そう、『お互いあの頃さ』とか。」
中「『マジでお互い嫌いだったよねー』みたいな。だけど、今はそれを言い合える仲になった。お互いを受け入れられるようになって。」
山「うん、成長だと思うよね。」
岡「オトナになってる。」
知「今じゃ裕翔、涼介(山田)の家によく遊びにいってるもんな。」
有「今、一番仲良いんじゃない?」
伊「そうだ、よく一緒にいる!」
有「『さっきまで裕翔と一緒にいた〜』とか言ってるもんね。」
中「2人でランチしてます(笑)。」
有「仲良しかっっ!(一同爆笑)」 

薮「そうそう。ほかの4人の対談では、変化っていうことで”7会をやるようになって、7の雰囲気が変わった”っていう話題になったらしいよ」
山「マジで変わった!」
薮「それはオレらにも伝わってくる。ホント、ベルリンのカベ崩壊…って感じ」
山「ハハハ!そこまで強固なカベだったんだ(笑)。でもマジで、もうカベの残骸もないくらいの雰囲気だよ」
岡「まず一回目の7会のとき。もうオレ、泣きそうになっちゃったからね」
有「え、泣く!?何があるとそうなるの(笑)。オレら、そのときの話って、まだちゃんと聞いてないんだよ」
薮「7会をやって、山田と裕翔の仲が深まった…っていうざっくりした外枠しか聞いてない」
山「こいつは、自分の思いをオレらにものすごくアツく語ってたら、感極まって泣きそうになってたの」
岡「いや〜、だってめっちゃアツい会だったんだよ!”オレ、みんなのこと好きなんだよ!”って、心の声を絞り出すように(笑)」
山「それに対し、”オレらもだよ!”ってアツく返してな」
有「なんだよ、その暑苦しい感じ(笑)!」
岡「昨日も7みんなで”好き好き”言い合ってたもんね(笑)」 

メンバーの変化 (八乙女光Solo TALK)
何がそんなに楽しいのって思うぐらい、7が仲良くなってる。今まで「BEST仲いいね〜」って言われるのがよくわからなかったけど、かたわらから見るとこんな感じかって、7を見て理解した(笑)。山田と裕翔はランチとか行くらしいし。ペアって感じに見られるとどうしてもお互いテレがあったと思うけど、7もみんな20歳を越えて恥ずかしさとかが取っぱらわれたのかもね。ほほえましいよな、なんか(笑)。

めっちゃ仲良し!という感じの二十歳のゆとやまさんです。

この時に2人ご飯とかもやってる*2のにすっかりお忘れのお2人…なんでですか…

2人でクラッチバックや山田くんのオススメのアクセサリー屋さんを買いに行ったり、岡本くんを含めて3人で焼肉に行ったりしてます。

 

ここからは基本的にライバルとして切磋琢磨し合いながらもとても仲良しのまま今に至ります、が。

裕翔くんの2度目の一万字に「本当の和解は2016年」だなんて語られていた部分があったのでそれを抜き出してみました。

それがその3になります。(ピンクとグレー公開は2016年1月9日です。)

ーー山田くんとの本当の和解はいつだったと思う?

「それも去年だったと思います。落ち込んでるときに、すごく励ましてくれたし、叱ってもくれた。あとは「ピンクとグレー」の感想を言ってもらったときかな。”俺にはできない芝居をゆうてぃはできる。そこがいいんだよね”って言われて。あ、認めてくれてるんだなって。勝手に引け目のようなものをどこかで感じてたんだと思うんです。そんな勝手なわだかまりが消えた。それからだと思います。やまから何か聞いてくることなんて以前はなかったですもん。だから、あの日だと思います。本当の意味で俺たちの間に距離がなくなったのは」

あと、山田くんはピンクとグレー公開後、2016年の10月にこんなことも言ってます。

これから歩いていく道。今年、日本アカデミー賞授賞式で二宮(和也)くんが最優秀主演男優賞を受賞する瞬間を目の当たりにして以来、それまでよりも章の存在を意識するようになった。28歳ぐらいで、目に見える形でそんな勲章を手にすることができたら、また視野が広がる気がしてる。その授賞式の場で、俺自身が新人賞をいただいて壇上に上がった瞬間はゆーてぃ(中島裕翔)の顔が頭に浮かんだんだ。”あぁ、きっと次にこの景色を見るのはゆーてぃだ”って。俺、そういう直感は鋭いほうだと思うから…期待してるよ!

それから少し、2017年1月のカインとアベルのインタビューではこんなことも。

「俺もメンバーへのコンプレックスや嫉妬はちょいちょいあるね。それこそ長身の(中島)裕翔の横に並びたくないとか(笑)、誰かに映画やドラマの仕事が入ったら”それ俺がやりたかったな”とか。特に裕翔の芝居仕事はうらやましく思うことが多い。そういう自分も持ってる感情を演技に出していけたらいいな」

 それを聞いた裕翔くん。一万字でこんなことを言っていたりします。(2017年9月発売のものです。)

ーー山田くんが日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞したときは?

「ちょうど友だちと外食をしてて、そのお店のテレビで放送を見てたんです。”すげー!”ってケータイで写真を撮って。そしたら、いっしょにいた友だちに”本当にメンバーのこと好きだね”って冷やかされて(笑)。そのすぐ後にメールが来たんです。”俺、壇上でゆうてぃのことが頭に浮かんだ”って。僕、やまは俺のことなんか眼中にないと思ってたから、受賞の瞬間、僕のことを思ってくれたのはうれしかったし、ちょっと申しわけなくもなって、それに値する演技ができてるかと言ったら、まだまだだなって。なのに、やまは”次はあの壇にいっしょに立とう。そして、JUMPをモンスタグループにしてこうぜ!”って。青春漫画の主人公みたいなセリフじゃないですか!?”なにカッコいいこと言ってんだよ”って思うんですけど、あいつは本当にカッコいいんです」

ーーふたりの関係性を、ひとことで言うならなんだと思う?

「むずかしいね。ひとつの言葉で僕らふたりの関係を表すのは。尊敬もしてるし……。でも、お芝居してても思い浮かぶのは、やまの顔なんですよね。特に大事なシーンの撮影の瞬間に思い浮かぶのは”あいつだったら一発で決めるんだろうな”って。だから、ひとことで言うなら、ライバルなんだと思います。」

 

現在のことはもう、皆様もご存知の通りです。かなり仲良しですよね…うん。

というわけでエピソードをいくつか載せておきます。 

この前も、ヤマ(山田涼介さん)が仕事のことで考え込んでいたので、”よしよし”とハグしたら、ヤマは”うんうんうん”みたいな(笑)。

「ライブは任せろ、ドラマ頑張れ」って言ってくれてありがとう。素直に甘えようと思ったよヤマは本当にいいやつ。

「ドラマ見てるよ。普段は録画になっちゃうけど、6話はリアタイで見た。撮影がライブのリハと重なって大変だと思うけど最後まで頑張って!」

 あとは最近のやまぺを見てください。あと直近のゆとぺ。

それで大体のお二人の最近の様子が見て取れます。なにあれ全部可愛い。

やんちゃなヒーローメイキングとBANGER NIGHTメイキングも見どころです。

 

以上、お題箱返信でした!長くってごめんなさい!!

(https://odaibako.net/u/_sgrlarn)

また何か聞きたいこと等あれば、お題箱へお願いします。

長くなりそうだなと思ったらブログにしますので。(笑)。

 

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以下、1/13追記。

「仲良く」とは書きましたけれど、「仲良くなった」というのももちろんですが「いちばんの理解者になった(MOREより)」の方が当てはまるのかなとも思いました。あえて「仲良く」のままにしておきますがこんな山田くんのお話もあったのでそれを追記しておきます。

———JUMP内で刺激を受け合ってると思うけど、20歳過ぎて、少しはお酒も飲んで話せるようになったのは大きくないですか?

「デカイね。昨日も裕翔とメールしてたりして、最近すごく仲いいし。もう時効だから書いちゃっていいと思うけど、裕翔とは距離があったから。でも、今年になって始めてセブン(Hey! Say! 7)の4人(山田、知念、裕翔、岡本圭人)で食事にいって、セブンがこうやって集まったことの喜びがみんな同じだったんだと思う。で、せっかく集まったんだから話しちゃおうよって、ぶっちゃけてしゃべったら、あらあら?って何かいい感じで、じゃあ2軒目行こうかって。歌って、アクロバットするやつもいて(笑)、いい感じにまとまったんだよね。今は裕翔と2人で買い物とかいってるし。表参道とか歩いたことないって言うから、俺が案内して、クラッチバックが欲しいっていうから、知ってる店に連れてって、これいいんじゃない?ってすすめたやつ買ってた」

———大人になるってそういうことかもしれないですね。子どもの心で、「この人と合う、合わない」だけじゃなくなる。

「多分、ちゃんと相手を理解しようとしたんだよね。理解しようともしてなかった自分たちが、初めて相手を知ろうと思って、話して、ちゃんとお互いを理解したから。お前にはお前なりの努力があって、俺をこういうふうに思ってたんだなっていうのがちゃんと分かったから、もう隠すこともないし、言いたかった言葉もちゃんと言えたから、溶けたんだよね」

  

*1:スーパーアイドル - そらいろ 

*2:ホント珍しいんですけど、山ちゃんとゴハンに行きました。今まで出来なかったような話とか、深みのある話をいろいろして。同じグループで大事なことだったので、行けてよかった。ViVi 2014.3月号