そらいろ

そして 君に 恋をした!

楽しい時間は永遠に

 

8/28 ソワレ 個人的初観劇。ラスト観劇。
本日のダジャレ「手紙運ぶの疲れた〜」

総評:予習すべきだった。

ピーターパンちゃんと予習すればよかった〜!と1番に思いましたね。申し訳ない。こんな話だったんだ……と思って見てしまった。でも多分予習してた方が感動しただろうなぁ、と。

永遠の少年のピーター。裕翔くんと重なるところもありつつ、でも普通の世界に生きているとピーターのそれは"逃げ"でしかないところもあるよなぁと、そんなことを思いながら見ていたわけですけれど。でもネバーランドはそういう"普通の世界"ではないから、永遠の少年であることにも理由はあって。一緒にいられたらきっと楽しい。でもウェンディたちとピーターたちには一緒にいられる理由がなかったから。
ずーっと子どもでいたいピーターの気持ちが、大人になっていくウェンディが完全に道を違った時、それでも芽生えた愛は嘘じゃなくて。その辺りが切ないなぁ、と思いながら。
"楽しい時間は永遠に続かなくちゃいけない。悲しい顔はしてちゃいけない、だって楽しい時間じゃなくなっちゃう。悲しい気持ちは忘れなきゃいけない、だって楽しくないから。"
そんな、道化を演じるようで、考えているようで、ピーターはとても不思議な子なんだなぁと。芯を通しきれないところが不器用で愛おしくなった。微妙な心の揺らぎが好きでした、それでいてとっても強い。繊細で強い。そんなピーターを愛してたティンクがまぁめっちゃ愛おしかったですね…「なんであんたが!みんなをバタバタと!なんで!すぐに!好きになるの!?」ってウェンディに気持ちを吐露するシーン、いじらしくてキュンとしました。
フック船長との戦いもずっと"ゲームだ、終わらない"って思ってたんだろうな、ピーター。いつか終わりが来ることをずっと怖がっていた。フック船長も同じでずっと戦いあってることが楽しくて、変わらないでいたかった。「死ぬって最高の冒険だ」の台詞も、フック船長がワニに食べられてしまった時の表情も、怯えてるのは総じて"終わり"。
この時間が終わってしまうことをずっと、怖がっていて。それを絶妙な表情と空気感で演じ切った裕翔くん、すごいなぁと思いましたね。

あと、「ナイモノネダリ」をこれから聞くと多分全く違ったことを思ってしまうのだろうなと。心がぎゅっとなりそうです。アコースティックver.の裕翔くんの表情は秀逸以外の何物でもない……だってあれはきっと、「私ね、随分大人になったよ」って言われた後の顔でしょう?「そっか、うん。そうだよね」って、悲しくて切なくてでもネバーランドにいられない子どもたちには訪れる出来事だから、受け入れるしかないような、そんな表情。最後のシーンで窓の外にふわりと降りてくるピーターを見た瞬間『ウワァ〜!!!』ってなりました。

ところどころ素の裕翔くんの表情というか、笑い方が子どもの時のようで(多分それも意識しているものなのだろうけれど)、めっちゃかわいくてふつうにニコニコしながら見てしまった。あの人めっちゃかわいいです。あと、この度ご用意された席の関係か、ピーターを見上げる角度だったんですけど、でっかい。知ってた、知ってたけどめちゃめちゃ大きいですね。ときめいたけど同じくらいちょっと恐怖だった。(ごめんねゆうとくん)
ハーモニカのシーンも、「これが知念くんが"まだやらないの?"って言ってたやつかあ〜」と全く別のことを考えながら見てしまったわけですが、それだけ練習していたハーモニカ披露のシーンをちゃんとこの目で見られたことに感動しました。

最後のダンスシーン、華ちゃんと堤さんとニコニコして大きな口開けて笑ってる裕翔くんはいつもの裕翔くんだったし、裕翔くんとぐるぐる回るひろなちゃんのちょっと困ったような楽しそうな笑顔にきゅんとしていた。(純粋にタイガーリリーがめっちゃカッコ良かったからギャップに崩れ落ちそうだった)
銀テが飛んだ後に落ちてくるそれをひょいひょい顔だけで避けていて、「わぁ〜裕翔くんだあ」と可愛さに拍手しそうになったし多分、ところどころタイミングと合わない拍手をしてしまってましたすみません…(かわいかったらどうしても"かわいい!!"と拍手してしまう人格)
堤さんはふつうにカッコ良過ぎるし、華ちゃんは声が好きだなぁと思いました。シャドウの方々の動きが影でありながら影でなく…といううまく言えないけどお茶目なピーターの姿を各々色々示して動いていてクスッとなってしまった場面がいっぱいあって、すごいなぁ、と。
ワニについては、え、ワニ?って理解するまで数秒かかってしまったのですが、わかった後のあの圧倒的不気味さがカッコ良い…とワニを目で追ってしまった場面も多かったです。
裕翔くんばかりを見ていられない…キャストの方々みんな魅力的で最高でした。

ラストまで何事もなく駆け抜けられますように…!!
そう願うばかりです。無事観劇できてよかった。まだあと最低2週間は気を抜けないですけど、観劇された方々みなさまも何事もありませんように。
やっぱりこのご時世、東京に行かなきゃいけないと思うと、払い戻しも一瞬頭をよぎったしなぁ…それでも行きたいと思うことにどうしたってマイナスな気持ちが生まれてしまったので。そう思わなくていい日々がまた、早く訪れることを切に願いながら。
欲を言えばもう一度見たかったな!いろいろ無理だったですけど、またそんなことを思いつつ(WILDの時も思った)、結びにします。

 

 

「なんか、おかしくない?」※ネタバレ有

謎が謎呼ぶ群青村。通常盤ジャケ写、MVとソロクリップを見て解決する?……いやんなわけ!!みたいな心地である。わけがわからぬ。
もう一度言う、わけがわからない!
そんな感じでとりあえず全く他の方々の考察に手をつけてない今の段階で、個人的に謎と分かったことたちを書き記しとこうかなと。独自考察に加えて頭が足りてないのでその辺りはゆる〜く読んでいただきたく候。

 

○手形の正体
子狐に身体を乗っ取られたのは知念くんだった。通常盤ジャケ写にてそれは明かされた真実で。加えて、知念さんはメンバーを助けようと奔走、伊野尾さんは知念くんの身体を取り戻そうと奔走したこともわかった。身長が若干高くて伊野尾さんがメンバーを助けようとした狐?って思わなくもなかったけど、ルポライターのツイートを見るに、青い狐の仮面の男の中身は知念くんなんだなと、この辺はまだなんとなく理解した。

 

 ○「触れられると消えちゃうんだって」(伝承記)
触れることによってループの世界に連れていかれるんだなと、そのあたりはわかりやすくて、車の中で触れられた裕翔くん、階段にて触れられた薮くん、ホテルの一室にて触れられた山田くん、商店街にて手を握られた髙木くん。この辺りはわかりやすく触れられていて。
ただループの世界に入ってはいたものの、光くんの点については全く不明。トンネル内でのループだからトンネル内に来たんだろうな知念くん(狐)。でも描写がないからなんとも言えず。あと、訳がわからないのは有岡くんね。全く違う世界線だし、ループしているわけでもなさそう。閉じ込められて動けないだけっぽい。伊野尾さんについても違う世界線…というか6人がいる世界線と有岡くんのいる世界線が同一線上の過去と未来という時間軸であると仮定するならば、伊野尾さんが目覚めたら椅子だらけの場所の世界線はたぶん全く時間軸の違うパラレルワールドっぽいよねぇ。山田くんが投げたグラスが伊野尾さんがいる世界でも弾けるって多分そういうこと……並行世界ってやつだから、普通にはみんなには会えず、鏡で時空越えなきゃいけないのかなって思ったり。越えた先が群青神社で、それが他6人のいる時間軸と同じだったとして、そのまた別シーンで有岡くんに会えているところを見ると、やっぱり「ん?」ってなるのだけれど。Solo ClipにもMVにもなかったけど、有岡くんが狐(知念くん)に触れられるシーンがあったから、なんらかの呪いにかかっていたんだろうとは思うけれど、その呪いが村人をループの世界に閉じ込めたのと同じものではなく、どちらかといえば自分の母である狐が人間にされたことのようだったのが気になっていたり。そんな呪いをかけるかな?救い出せなかった自分すらも恨んでいる?とかそんなことまで考えたけど、時系列も世界線についても分からないのでなんとも言えず。謎である。
あと、この理屈で行くならば、伝承記に書かれていた村人たちも常世からループの世界へと飛ばされてしまったから、失踪したように常世の人たちには映ったってことなんだろうなぁという。大体のループものってどこかに時空の亀裂があって…みたいな話が多いけれど、この度は狐と身体が入れ替わってしまった知念くん自身がもう一度触れることで戻れる、みたいな話だよねたぶん。狐の呪いは狐にしか解けないってことなのかなぁとか。神社に祀られていたはずの狐の呪いが解かれた理由が定かではないけど、群青村を見つけてしまったこと、そもそもそれがキッカケになったんかなとか。子狐は人間というものそのものに恨みを抱いていそうだからそうなったんかなっていう。村に入ってきたことがそもそもダメだったのかな、みたいな。この辺りはものすごい妄想だけれど。
ループの世界から戻ってくるために必要なのは"愛情"という話だったけれど、子狐も母親への愛情故に強行に及んでたわけで、まぁその辺は卵が先か鶏が先かみたいな話だから置いとくとして。そしてファンからの愛ってのも物語の本質とは多分ズレる(Twitter企画としては正しいのだろうけれど)ので。たぶんその"愛情"ってのはループの世界から脱出させたいというメンバー愛ってやつなんだろうなと。
ただなぜ伊野尾さんが真実を知ることとなったのか(ループの世界に巻き込まれてるわけでもなさそうだし)、謎。Solo Clip順は時系列ではないし、MVも時系列に流れてる訳じゃない、またSolo Clipの映像自体も時系列ではなさそうだから余計に訳がわからない。狐(この狐が知念くんなのか、子狐自身なのか不明)に追いかけられた伊野尾さんが飛び込んだ先の群青神社。そこで伝承記を読んで呪いの解き方を知ったとして、そもそもなんで伊野尾さんはあの椅子が山積みにされた場所で目を覚ましたんだろう?そのあたりからすでに狐に化かされてるのかなぁと思ったり。なんらかの段階で伊野尾さんもすでに知念くん(狐)に触れられていたと仮定すれば、伊野尾さんの立ち位置は1人だけ戻ってこられた村人ってことになるんじゃないかなと(鏡に飛び込む=一縷の光に駆け込む)。その理屈ならばあの場所で伊野尾さんを追いかけているのは呪いを解こうとする狐(知念くん)となりそう。でも同じ時間軸上に伊野尾さんと他のメンバー6人はいないっぽいんだよなぁ…とこの辺りで頭の中がこんがらがって「???」ってなっております。

 

○266号室
山田くんのいる階の全ての部屋が266号室に変わってしまってるっぽいホテルクロユリ。鍵が全くかかってないホテルでやばい…ループしてる世界線だからどの部屋にも一度山田くんが入ったからだし、今時の閉まったらロックかかっちゃう鍵の形式ではないからだろうけど、全ての部屋に入れるのおかしすぎる…怖。
山田くんの266号室で起こった出来事が伊野尾さんの元に届くし(グラスの破片)、有岡くんの部屋にもあるし(「青い狐」「266」のメモ)、全てが266号室になっているから、有岡くんと山田くんのいる部屋が全くの同室ではないにしろ、ループの世界の中のどこかの部屋の一室ではあるんだろうなぁと。有岡くんのいるお部屋が中側に鍵穴がついているのも不思議…普通外側……変なお部屋……。そして有岡くんの部屋で起きたことはやはり伊野尾さんの元にも届いている(「HELP」の文字)。ただ時間は不可逆なのか、有岡くんのところで起きた出来事が山田くんの元へ届いている様子がないので、時間軸としては山田くんが前。有岡くんの周りの物達が朽ちてるところからもそれは確実っぽい。3人に共通してるのは、どの部屋にも266号室のルームキーが存在してること。イコール伊野尾さんも266号室?あのだだっ広いそれこそ倉庫みたいな場所が?でも鏡もあるし、HELPの文字が見えたりルームキーが落ちてたりガラスの破片飛んできたり、やっぱりループの世界のどこかと繋がってる世界線なんだろうけれど、ハッキリしない。わからん。

 

○鈴の音
Officialのティザーと合わせて、鳴らされた鈴の音は7つ。知念くんはループの世界にいる訳じゃない=呪われてはいないから鈴の音は鳴らず?最後に伊野尾さんが奉納した際に鈴の音が鳴るから、鈴の音は呪いの合図ではなくて呪いが解かれた印かなぁと。それが知念さんが山田さんを起こしたあのシーンのことを指しているのかなぁ、と。
自ら解いた伊野尾さんや有岡くん、知念くんに解いてもらった他のメンバーたちの音はティザーにて鈴の音が聞こえているけれど(MVの中で解くヒントが見つかるから?)ただ、山田さんは追いかけられていないし、ヒントもない状態。だからSolo Clipまで鈴の音がしないのでは?と考察。憶測が過ぎる気もするけれど。

 

○時系列
普通に考えると、狐に身体を乗っ取られた知念くんが最初の被害者っぽい。ただたぶんあの和やかなシーンたちが絶妙によくわからなさを引き起こしてるのだと思うのだけど、あのホテルでMV撮影(ダンスシーンを撮るという話?)だったっぽいのはクロユリホテルのHPからも確認できて。そんで、やまちね、たかいの、いのあり、やぶゆとなどなどメンバーたちが絡んでいたのは空き時間だったり、少し外れた土地にあるから(森の奥のそのまた奥という描写もあるし)泊まり込みの撮影だったからたぶんそういうやつなんだろうなと。その後何かしら知念くんがなりかわられてしまう事件が起こったと仮定するのが正しいんだろうなぁ。伊野尾さんがあの大量の椅子の場所で有岡くんの「HELP」と山田くんのグラスの破片が飛んでくるのを見てるところを見ると、この時にはまだ何も気づいてないんだろうし、少しずつおかしいことに気づいて、そしたら狐に追いかけられることになって、飛び込んだ先が群青神社だったってことなんだろうな。
で、呪いから救い出された順はたぶん山田くんが最後。ただ、全く同じ車が登場する有岡くんの時間軸と裕翔くんの時間軸はズレてるっぽい?有岡くんの動きからすると、266号室から脱出→ホテルの外へたどり着く→エンジンがついたままの車に乗車って流れっぽくて、その場所は地下駐車場の中ではなさそうだった。ただ、ルポライターさんのツイートからすると、地下駐車場の中にセドリック、残された3つのからのコーヒーカップって話で、地下駐車場で呪いにかかったのは裕翔くん、でもコーヒーカップは有岡くん(いのあり場面より)……。コーヒーカップが乱雑に床に落とされてるところを見ると、このコーヒーカップも時空を越えたんだろうか?ほんとにメンバー8人同じ時空・時間軸に戻れてる?

 

○伊野尾さん
全体的に知念くんより伊野尾さんが怪しいのよね個人的には。でも多分真実を分かっているから、怪しく見えるだけなんだろうなぁと。知念くんは知念くん自身の呪いの解き方は知らないだろうから、助けてあげられるのは伝承記から真実を知った伊野尾さんだけ。というか、多分伊野尾さんは母狐なのでは?と思ってる。子狐がこれ以上人間を傷つけるのを止めたい母狐と知念くんの身体を取り戻したい伊野尾さんの利害の一致から、一時的に身体を貸してたりする?って思ったり。階段で知念くん(狐)に出会った伊野尾さんが何を告げたのか読み取れなかったけれど、逃げたってことは怒られるって思ったかなって。叱られたくない子どもと諌めたい母親って構図なのかなぁと。だからそれもまた"愛情"って括りなのでは?という。
最後も伊野尾さん(中身も伊野尾さん)がきちんと2つの仮面を並べて祀るようにしたところを見ると、2匹で静かに眠りたいという母狐の願いを叶えた感じなのかなぁと。

 

○ケーキ
何のためのケーキ?有岡くんに罰をつけてたのは何?コーヒーに砂糖めっちゃ入れてたところを見るとドッキリ的な??知念くんの反応もそれっぽいけど、ただそれだけ?単に山田くんが知念くんにイタズラしたかっただけ?そんな簡単なんかな…きっとケーキに意味があるんだろうね…2人でホールって多くないのかな…(それはまた話が違う)
山田くんだけ他のメンバーとはまた違う感じで呪いから解放されているのも、身体が奪われてしまう前の知念くんと会っているというのも関係があるのかな?

 

○レシート・折り紙
何も明らかになってないけど、7つのクロユリと支払い金額(お釣り)がひどく謎。わざと111円にしたかったんだろうけど、その意味とは…?
また黄色と青の折り紙の謎ね。コーヒーカップもあったし、折り紙もあったと。映像で何も示されてない分、本当に何も言えない。なんかのヒント?青と黄色といえばJUMPではひかいのですけどその辺り関係ある?たしかに一応2人とも車に乗り込んでるし、2人とも助手席に座った人ですけど、あと助手席に座ったのは知念くん(狐)ですね。そんな比喩的な感じなのかなぁ…わからん。

 

◯ジャケ写
薔薇と百合、手を繋ぐやぶひかゆとやまの謎……
花言葉を見たところで解決はしないっぽいし、手を繋いでいるのはなぜ……やぶひかはメイキングで裕翔くん含めた3人で話していたシーンが撮影されてたことがわかったけれど、ゆとやまは全く絡みなかったから余計にわからない……なんなんだ……解決するのかこの謎……
あと通常ジャケ写の手形が2つついてる人と1つの人の違い…やぶゆとやまちゃんだけ手形がふたつなのはなぜ?Twitter連動企画のように1つの人は捕まえられて、2つの人は自ら捕まりに行った理論?全くしっくりこない。

 

◯サイトたち
実録!のサイトはルポライターが更新してくれてるものだとして、他の群青神社等々のヒントたちは誰が出してくれてる?早く謎を解き明かしてほしいのは誰?母狐??有岡くんからのSOSの暗号にしても、それの回答のような暗号にしても、いったい誰が…??この辺考えちゃうのはメタなんだろうか…
やっぱりサイト内にオレンジがないのも気になるしね…他のメンバーカラーが全部あるのに……有岡くんだけ閉じ込められてたこと、呪いからの解き放たれ方が違うことに関係してるんやろか……まぁその辺が謎のままですよ…だからなぜ有岡くんは閉じ込められたんや…(思考堂々巡り)

 

ルポライター
一体誰?結局誰?どっからの情報から動いてるんだろうね…一瞬宣伝垢になったのは多めに見といてやろう…あれはメタだ……
発売しても謎が全て明らかになってるわけじゃないし、異世界から戻ってこられないままだから、まだ謎を解き明かすべくツイートし続けてくれてるのはありがたいけれど、君は誰なんだーー?!という。正体があるのならば、それも最後にわかるんだろうなぁ…きっと。

 

○266
まだわからん!誰か解いて!!!!
全てがこの数字で解決するものなのかもわからないし、あの数式に当て嵌めたら解決するのだろうか?うむむ…266イコールなに…左辺と右辺は同一にならないといけないのよ…ってことは何かを分解して266になって分解されるものが重要ってことでしょ……わからなさすぎて266の素因数分解を始めた末期症状のオタク…(答えはわからなかった)

 

わからなさすぎて文字数が増えに増えた…読むの大変でしたでしょう…ここまで読んでくださった方々、いらっしゃればありがとうございますほんとに。謎、全部解いてくれるのかな、というか解かせてくれるのかなぁ?という一抹の不安もありつつ、発売日が過ぎても謎解きが続けられそうなことも嬉しいなと。

伊野尾さんの手法に感動しつつ、「曲を売りたい」「グループを売りたい」という意欲、15周年に向けてのウォーミングアップがかなり加速していることも嬉しく思う今般であります。

楽しく追わせてもらえてるのは、彼ら自身がたくさん考えてくれているからだなぁと。Hey!Say!JUMPを好きになってよかったなと思う瞬間がまたひとつ増えました。ありがとう、群青ランナウェイ。

 

 

「いちばんの理解者」

『実はデビュー当時は山田ではなく中島がセンターだった…中学生の中島の心を傷つけた交代劇⁉そして成長し、本音をぶつけ合った夜…「帰ってこられる場所」…グループとメンバーへの想いを語る‼』

8/6のA-stadio+の番組概要欄の一説。裕翔くんのこれまでを語る上で確かに欠かせない出来事だから、だからこそまた2015年ピングレ期に放送された行列の時のように少しだけ不安になってみたりもするのですけれども。とはいえ、番組の内容上、あの時のような心配はしていないのですけれども。

けれどやはり、今まで雑誌媒体で載せられてきているものたちの方がきっと彼らの気持ちが読み取りやすいし、30分間のそのまた数分間で語られる分量では間違った方向に受け取られる可能性もなくはない。

と、いうわけで。およそ 6年ぶりにまた裕翔くんと山田くん、また周りのメンバーが語ってきた『センター交代』についてまとめていこうと思います。前回のものとだいぶ被りますが、あの日から6年、また文献もかなり増え、彼らの関係性も少しずつ変わっていますのでそこまでまとめられたらなと。

裕翔くんと山田くんのコンビが大好きなオタクの戯言、またしばし、おつきあい下さい。

 

まず、元々の関係性から。

裕翔くんは2004年3月28日、山田くんは2004年8月12日入所。

約半年ほど裕翔くんがJr.歴では先輩という立ち位置です。

当時のことを2人はこう振り返っています。

山:裕翔くんと初めて会ったのは、俺がTV番組のオーディションを受けた日、オーディション終わって帰ろうとしたら、その番組に出てた裕翔くんが「いっしょに帰ろうよ」って声かけてくれたんだよね。裕翔くんは、でっかいリュックを持ってた。
中:持ってた持ってた(笑)!なつかしーね。家が同じ方向だったから。その日以来、仕事の帰りはいっつもいっしょに帰るようになって、ホントいろんな話をした。

———主題歌の『青春アミーゴ』では、バックで山田(涼介)くんとシンメだったよね?
「やってましたね。はい」
———山田くんとはどんな関係だった?
「山ちゃんは『Ya-Ya-yah』の公開オーディションで合格したんですよね。僕は半年くらい早いだけなんですけど、”あ、後輩ができたんだ!”って感覚がすごくて、僕からオーディションの日に、声をかけたんです」
———何人もオーディション生がいて、山田くんに声をかけたのはなんで?
「なんでだろう?帰る方向がいっしょだったからかな?うーん、でも、なんかちがったんですよね、まわりのコと。すぐ仲よくなって、映画をよく見に行ったりしましたね。電車も同じ路線だったんで、レッスン後、いっしょに帰って。となりに座って、どっちかの肩に頭を乗せて、寝ながら帰ったりしてました」
———寝過ごしたことってなかった?
「ないですね。山ちゃんがしっかりしてるんで、ちゃんと起こしてくれたんですよ。”裕翔くん、着くよ”って」 

山田くん入所から、センター交代劇が訪れるまで、それまではふたりはずっと仲良しで、いい距離感で。

もちろん先輩・後輩というのが抜けないままなところはあったものの、「あんまり人は撮らないけれどやまちゃんは撮っちゃう」と言っちゃう裕翔くんがいたり、怖い夢を見て眠れなくなった山田くんが裕翔くんに一緒に寝て欲しいと暗に求める夜があったり、知念くんを差し置いて山田くんを「可愛いマスコット」って言っちゃう裕翔くんがいたり(山田くんは「ちぃの方がマスコットっぽいけどな」と言っていてこの辺りからものすごいトリオがトリオしています。まだJr.の頃ですが)。

また、ふたりのエピソードとしてはこんなものもありますのでひとつ。

Jr.の頃『山田くんが辞めたい』と思った時のお話を。2010年8月の対談にて。

中:仕事の帰りはいっつもいっしょに帰るようになって、ホントいろんな話をした。事務所入って1年くらいしたとき、山ちゃん、Jr.をやめたいって悩んでたの覚えてる?
山:あー、同期の龍太郎とかはっしー(橋本良亮)が、裕翔くんといっしょにグループを組んだときだ。俺だけそのグループに入れなかったのがつらくて、やめようって考えてたんだよね。
中:俺は、「そんなのおかしーよ!ダンスだってうまいのに、なんでやめなきゃいけないの!?」って引き止めてた。けど正直、俺もきまずい部分はあったんだ。山ちゃんとはすごく仲よかったし、シンメ(隣同士)でも踊ってたのに、俺だけメンバーに選ばれちゃった…って。更に山ちゃんの悩みを聞いて、俺まで暗ーい気分になってた。
山:そりゃそうだよね。俺もまだ子どもだったから、そういうこと言ったら相手がどんだけヤな気持ちになるかってことまで考えらんなくて、ちょうどそのあと、落ち込んでた俺を裕翔くんがハワイに連れてってくれたんだ!
中:仕事で、Jr.何人かがハワイに行くことになったんだよね。最初山ちゃんはメンバーに入ってなかったんだけど、いっしょに行きたくて俺が誘った。
山:ありがたや〜。そんときまだパスポート持ってなかったから、俺のせいで出発が1週間遅れたんだけど(笑)。ハワイでも、ずっといっしょに行動してたよね。ホテルも同じ部屋だったし。
中:もうめっちゃ仲良くなってた。 

 この時はこう語っていた2人でしたが、この4年後、2013年末に7会が開かれ2人の"雪解け"を迎えた後の2014年4月号のM誌一万字インタビューでの裕翔くんはこんな風に語っています。

「自分じゃ、調子に乗ったりしてる感覚はなかったんですけど、今思えば、気づかないうちに、どっかおかしくなってたと思うんです。幼かったな。凄く後悔してることがあって」
———後悔?
「山ちゃんが入って、1年くらいかな。”やめようと思ってる”って相談されたことがあって。ずっと、言ってるんですね。ホームで電車を待ってるときも、乗ってるときも。”俺、やめよっかな”って。山ちゃん、踊りうまいって、みんなに言われてたんです。なのになんで、やめようと思うんだろうって思って。鈍感だったな。みんな、少しでもいいポジションに立ちたいって努力してるけど、なかなか報われないから悩むわけで。なのに、なんでやめたいと思うのか、なんで僕に相談してくるのかさえ、わからなくて」
———そっか。
「今、思い出しても胸が痛いです。なんでもっと真剣に話を聞いてあげなかったんだろう。”大丈夫だよ。いっしょにがんばろう!”って背中を押してあげなかったんだろうって」

 

 

本題のセンター交代について。はっきりと口にしたの山田くんが先だったと思います。

 2013年11月。"ライバル"というテーマで語った、センター交代劇について。

初めて特定の誰かをハッキリとライバル視したのは、裕翔だった。タッキー&翼のコンサートで代役をつとめて以来、裕翔とシンメで踊る機会が増えていったことも関係してたかもしれない。当時の裕翔はテレビで歌ったり踊ったりする以外にドラマや舞台の仕事も多くて、いつも忙しそうだった。俺も、このまま努力しつづければ、裕翔みたいな人気もになれるかもしれないって思ってた。でもJr.の中で誰か1人がセンターをつとめるとなると、選ばれるのは必ず裕翔で、俺はその後ろ。俺になくて、裕翔にあるものって何だろう?今までいくつもの背中に追いついてきたけど、もしかしたらこの背中の前にだけは立つことができないのかもしれない。裕翔の後ろ姿を見ながら、そんなふうに思い悩む日々がつづいた。
だから、JUMPがデビューして、『Dreams come true』のPV撮影でスタッフさんから「山田と高木(雄也)が真ん中に立って」って言われたときは、自分のまわりにだけ雷が落ちたみたいに何が起こったのかわからなかった。”今回だけかな?”って思っていたら、次のシングルのセンターは俺1人だった。そこは、Jr.時代からずっと”いつか立ちたい”って思い描いてた場所。ようやくその夢が現実になって、”俺も少しはまわりから認められたのかな”ってうれしかった。でも、裕翔とはおたがいの立場が入れ替わっちゃった気がして、どう接していいかわからなくなっちゃったのは複雑だったな。
あれから5年。俺は大人になったし、裕翔に対する気持ちを整理するには十分すぎるくらいの時間が流れた。おたがいにたくさんの経験を積んできた今も、裕翔にできて、俺にできないことはたくさんある。ドラムやタップダンスを仕事にいかしたり、雑誌のモデルをつとめたり、カメラや乗馬に挑戦したり、いろんな色を見せてくれる裕翔は本当に魅力的だと思う。俺がここまで来られたのは、間違いなくそんな最高のライバルがいたおかげ。ライバルだと認めた裕翔だからこそ、これからもずっと切磋琢磨し合える関係でいたい。

その次に語ったのは裕翔くんでした。

2013年12月に7が全員二十歳になったことを記念して開かれた7会で、"雪解け"を迎えた後の2014年4月。裕翔くんの一万字インタビューにて。

「決定的だったのが、2枚目のシングルのPVの収録で。振りつけ師さんから突然、山ちゃんと僕の立ち位置を替われってって言われて」
———事前に言われたんじゃなくて?
「収録現場でいきなりでしたね」
———理由は聞かなかった?
「聞かなかったです。あの瞬間は、やっぱり落ち込みました。精神的に荒んだっていうか。そういった心の変化にも、ファンの人は気づくんですよね。ファンレターに、”表情が変わりましたね”みたいなこと書いてあったりして。たしかに、そのころの写真を見ると、けっこうきつい顔してて」
———ずっと見てきたファンだから、ちょっとした変化にも気づくんだろうね。
「そうですね。仕事も一気に減って。ひと月で、仕事が取材1件しかないときとかもあって、ひさびさに仕事でメンバーに会ったりすると、 ”みんなはほかにも仕事してたのかな?”とか不安になって。僕、高校一年生のとき学校で皆勤賞を取りましたからね。素晴らしいことなんですけど、やっぱり、それまでの忙しさと比べちゃって」
———不安だよね。
「すっごい落ち込んで、自暴自棄じゃないですけど、なんか部屋でふさぎ込んでたときとかありましたね。”なんでみんな、そんな比べんだよ”って。考えてもしかたないことをずっと悩んで、負のスパイラルに陥っちゃって」
———悩んでること、誰かに相談した?
「しなかったですね。メンバーにも、家族にも。平気だよって振る舞っちゃうんですよ。なんでもないよって」
———ポジションについての悩み、どうやって解消したの?
「何か、おっきなきっかけがあったわけじゃなくて……。もう、たぶん限界までいったんです。ひがみや嫉妬が。限界までいって、ふっきれた気がします。”待てよ、俺は俺で違う道をいけばいいんじゃないか”って。センターだからできる仕事もある。でも僕にしかできないことだって、きっとあるんじゃないかって」 

 その次に語ったのもまた、裕翔くんでした。

2014年7月。ちょうど"弱くても勝てます"や"水球ヤンキース"が放映されていた頃。

「いや、俺も普通に腐りそうだったよ(笑)。でもそんなときに、昔ジャニー(喜多川)さんが言ってた「腐ったらダメ。誰かがどこかで見てる」って言葉を思い出したの。それで、あぁ頑張らなきゃなー、でも出口ないなーみたいな。ギリギリのところで保ってる感じだったね。あとそのころ、この時間を使って何か特技を身に付けようと思って。ドラムやカメラに没頭することで、ネガティブな気持ちを忘れられてたっていうのもあったかな」

(中略)

長いトンネルの出口はいつ見つかった?

「これが結構最近なの。吹っ切れたのは高3とか。別にセンターこだわらなくてもいい、俺には俺の役目だってあるんじゃない?って、それくらいから何となく思えるようになったんだよね。山ちゃん(山田)に何か大きな仕事が決まったら『良かったじゃん。頑張って!』って心から言えて、あれ?すっげーラクだなって。今までどこか表面だけで言ってた自分に対して、なんでもっと人の幸せを喜んであげられなかったんだろうって思ったの。山ちゃんとはお互い20歳を超えて、お酒を飲むようになって関係性がだいぶ変わった。最近はやっと言いたいことが言えるようになったし。山ちゃんって、すごい素直なんだよね。例えば『色んな服が似合うよね~』とか、何言ってんだよ!?ってこっちが照れちゃうようなこともサラッと言える人。身長とか本気でうらやましがってるときもあるし。そんな山ちゃんを見てると、何か、ギスギスしててもしょうがないなーみたいな、ふっと肩の力が抜けた気持ちになるんだよね」

その1ヶ月後の2014年8月。山田くんの一万字インタビューにて。

 

———そのころ、中島(裕翔)くんって、どんな存在だったの?
「カリスマっていうか、Jr,の中で”裕翔は誰も越えられない”って空気があって。でも、俺だけは越えてやろうって思ってたんだよね。密かに(笑)」
———なるほど。
「でも、俺も限界を感じちゃって。裕翔の壁は越えられないって。やめようかなって思ったことも何度もあって。毎日毎日、怒鳴られて、俺の中では裕翔が振りを間違ったと思う瞬間でも怒られるのは俺だったり。だけど”今のはーーー”って言った瞬間、ポジションがひとつ端にずらされる。だから、”すみません”って言うしかなくて、情けなかったな。言いたいことあるのに、保身のために言えないってダサくないですか?言い返せない男って屈してる自分が許せなくて」
———タッキー&翼のコンサートに、中島くんの代役で出たこともあったよね。
「うん。裕翔の代役だけど、センターに立つわけじゃなくて、同期の一番端。悔しさもあったけど、絶対にチャンスだって。コンサートの2日前に代役が決まって、24曲分の振りつけを覚えなきゃいけない。Jr.の先輩にお願いして、教えてもらって」
———大変だったね。
「でも、必ず誰かが見ていてくれるんだなって。「滝沢演舞場」で出番を待ってるときなんですけど、突然。大倉(忠義)くんに、”キミ、山田くんやろ?踊りうまいなあ”って声をかけてもらって。”えっ!?こんな下っ端の、しかも端っこで踊ってる俺の名前を覚えててくれてるの?”ってすごくうれしかった。そのくらいから、いろんな先輩に声をかけてもらうことが多くなって。一生懸命だったこと、いつかは誰かに届くんだなって」
———そうだね。
「舞台『One!』のときも急遽、裕翔の代役を任されたんですけど、滝沢(秀明)くんが僕を指名してくれたと思ってるんですよね。言われたわけじゃないですけど。それまでの僕を見ていてくれて選んでくれたんじゃないかなって。だから、滝沢くんにも、すごく感謝してて」
———どれくらい急だったの?
「1日2公演あって、その本番と本番の間(笑)。数時間で振りつけとセリフを全部覚えたんですよ。どうにか乗りきったら、社長が客席から走って来てくれて、”やばいよ、ユー!!”ってほめてくれて」
(中略)
———Jr.内で、少しずつポジションが上がっていったこと、うれしかったんじゃない?
「でも、足りない。まだ足りないって気持ちのほうが強くて。満足はしたことないんですよ、1回も。『青春アミーゴ』のバックのとき、裕翔とシンメになって、それくらいから、歌番組で手越(祐也)くんのバックにふたりでついたりもして。裕翔が赤で、俺が青の衣装。そのとき、 ”やっと追いついた”って初めて思ったんですよね。そのへんから、裕翔のことチョー意識するようになって。並んだだけじゃ満足できない。突き抜けたいくらい思って」
———そんなこと思ってたんだ。
「でも、なんか、言い方は難しいんですけど、楽しかったんですよね」
———楽しかった?
「明らかに自分より強いライバルがいて、そこを目指してる感覚が。刺激してくれる人がいるから、俺も強くなれるじゃないですけど」
———セカンドシングル『Dreams come true』では、高木(雄也)くんとふたりでセンターになったよね。
「”センター”って言われた瞬間、何が起こったか全然わかんなくて。“いつか裕翔を越えたい”って思いながら、どっかで越せるわけないって思ってたから。雄也は『ごくせん』で、いい感じにグッってなってたから、今回だけ、このふたりがセンターなんだろうなって自分を納得させて。でもそれからもセンターで定着して、そこから、俺と裕翔の関係は崩れまくりですよね。もう、わけわかんなくて。想像もしなかったことが起こったんで、どう接していいか全然わかんなくて」
———JUMPのコンサートでも、最初のころは、かなり声援の大きさに差があったと思うんだけど。
「歓声が大きいのはうれしかったです。素直に。でも、正直メンバーへの気まずさもあって。違和感を感じたっていうか。”あれ!?なんで、なんで、なんで?”って。その声援、やめてって、一瞬思っちゃったんですよね。なんか、目が覚めたっていうか」
———どういうこと?
「僕は、こうなることを目指してきたと思ってたのに、実際なってみたらちがうって。僕が思い描いていたグループって、こういうことじゃないって」
———それって、小学生のときのサッカーチームで思ったような感覚?
「似てるかもしれない。俺がグループを組みたかったのって、メンバーみんなで同じ目標に向かって、同じ歩幅で、同じテンションで歩いていきたかったからなんだって。ひとりでよろこびたいんじゃない。みんなでよろこびたいからグループになりたかったんだって」
———2008年には、ドラマだけでも4本出演してるよね。
「そんなに出てました?」
———ほかのメンバー以上に忙しくて、どこか孤独を感じたりしなかった?
「ありますよ。それに浸りはしなかったけど、”なんで、俺だけなんだよ”って。でも、今ならわかるけど、ほかのメンバーは、”なんで、アイツだけ!”って思ってたんだろうなって。たぶん、それを一番感じてたのは、裕翔だろうね」
(中略)
———でも、”突き抜けたい”って望んでもいたよね。ソロは、そのための近道になるとは思えなかった?
「ヤだよ、置いてくようなことすんの!大好きなんだもん。みんなのこと。俺は、どんな大変なことだって、つらいことだって、すべてはJUMPのためになるんだって信じてたから、ここまでやってこれたわけで。でも、がんばればがんばるほど、結果的にみんなを傷つけてしまう……」
———だから、やめようと。
「メンバーには言えませんでしたけどね。ソロデビューのことについては、雄也と大ちゃん(有岡大貴)にだけ、最初に相談して。そしたら、 ”これをきっかけに、でっかい風穴開けてくれ。いい風、吹き込んでくれ!”って。JUMPでグループメールやってて、俺、”今回はゴメン。ひとりでやってみる”ってメールして。そしたらみんな、”気持ちは分かってるから。がんばれ!”って。しかも、いちばん早く返信してくれたのが、裕翔で。なんか”あれ?”って思ったんですよね。裕翔がいちばん悔しいはずなのに、俺なんかより大人になってるって。なんか、恥ずかしくなっちゃって」

 

センター交代劇が起こった2ndシングル「Dreams come true」の発売は、2008年5月21日。2人は当時中学3年生。14・15歳の多感な少年に訪れた大きな転機であり、2人の関係性をガラリと変えてしまう出来事であったことは間違いありません。

ふたりがお互いの名前を雑誌でほとんど出さなくなるのも当たり前。向き合うにも向き合いにくい。何を言っていいかもわからない。そんなひとつひとつが彼らを少しずつお互いから遠ざけてしまうことになります。

ただ、そんな氷河期真っ只中の2010年8月に、裕翔くんはこうも語っています。

裕翔「山ちゃんは、今はいろんなドラマ出たり、もちろんJUMPでもセンターで踊ることが多いっていうのもあるし、そういう姿を見てると、ホントがんばってきたんだなーって思うんだよね。山ちゃんがすごい努力家なのは誰よりも知ってるから、今の山ちゃんが置かれてる状況にも誰よりも納得出来るんだ。たとえば、ダンスをどれだけがんばってたかは、Jr.時代の映像見ればわかるもん。マイク持って踊ってるのは俺なんだけど、どのバックで踊ってるJr.の中でいちばん輝いてたのはいつも山ちゃんだったから。」
裕翔「俺、ダンスでは山ちゃんにかなわないと思ってるんだ。1回、滝沢(秀明)くんの舞台「One!」で俺と山ちゃんがダブルキャストで弟役 をやったとき、社長が「山田のダンスを見てたら涙が出てきた」って言ってたの。それ聞いて、すげーと思った。だから、山ちゃんにはダンスを大事にしてもらいたい。ジャニーズのアイドルって世間からは”そこそこ踊れるけど、プロのダンサーほどじゃない”って思われてる気がするのね。だから、山ちゃんのダンスでその認識をくつがえしてほしい!」

 

裕翔くんと山田くんが共演した『理想の息子』も2012年1月期ドラマのため、現実は絶賛氷河期時代。でもここで、彼らの関係性はグッと変わります。

相手をしっかり"見る"ことになったのは、多分この頃なのだと思います。知っているつもりだったものを少しずつ変えるような、そんなきっかけのドラマ共演でした。

その頃の山田くんのインタビューが、こちら。

(中島)裕翔君とは、このドラマの撮影に入ってから、演技に対する考え方とか、今まで話題にしてなかったことを話すようになりました。裕翔君のプロ意識を感じることもありましたし、「一緒にいると落ち着く」って言ってくれたりして、うれしかったです。

また、同時期、別の雑誌では。

裕翔「オレからしたら、山ちゃんほどカンペキな人は、いないって思うよ。」
山田「あぁ〜?オレのどこが!?」
裕翔「つねに意識を高く持ってるところ。一歩外に出たら、一瞬もスキを見せないでしょ。ドラマの収録現場で山ちゃんを見てると、とくに感じる。」
山田「んなわけない。いまだって対談をしながらイチゴを食べまくってる(笑)。」
裕翔「いや、イチゴってところが、スーパーアイドルだよ。」
山田「スーパーアイドルなのは、裕翔くん。タップダンスもでいて、ドラムもできる。オレには、そういう特技がひとつもないからさ。」
裕翔「特技じゃないよ。ただ好きなだけ。」
山田「それがいいんだって。ドラムたたいてるときの裕翔くん、ホントに楽しそうだなぁって、見てるこっちまで楽しくなってくるもん。」
裕翔「オレもイチゴ食べてる山ちゃん見てると、楽しくなってくる(笑)。この顔、ファンのコにも見せてあげたい!」 

そして、本人たちが"雪解け"と語る2013年12月の7会。

2014年3月の雑誌では、

【知念侑李】
プライベートで潤ったのは、7の4人でごはんを食べに行ったとき、涼介が「BESTはBEST会やってるけど、7会ってまだないよね。やろうか?」って言い出して。ボクが「じゃあ、明日やろうよ!」って賛同したところから裕てぃーと圭人に声をかけて実現。どこのお店も混んでる時期で、予約を取るのが大変だったよ。涼介がもう100軒くらいのお店に電話して、ようやく見つかったってくらい(笑)。4人でゆっくりごはんを食べるのは初めてだから、最初はちょっとぎこちなかったね。でも、仕事のことやおたがい日ごろ思ってることをいろいろ話したりできてすごく充実した時間だった。またやりたい!それに、もしかしたらそのうちJUMP会もできるかもしれないよね。そのときのお店探しは雄也にまかせよう♪
【中島裕翔】
ちょっと前の話になっちゃうけど、昨年末、念願の7会を開きました!知念の誕生日会が、自然と7会になったって感じかな。場所を決めてくれたのは山ちゃん。忘年会のシーズンで、どこも混んでたみたいだけど、パッと仕切ってくれたよ。いちおう最初は「知念、おめでとう!」ってみんなで乾杯。そこから一気に盛り上がるかと思いきや、なぜかみんなモジモジしちゃってさ。「山田さん、この場を設けてくださってありがとうございます」みたいなこと言ったりして、なんか他人行儀なの。あげく「なんの話からしましょうか…」って、「オマエら、初対面か!?」ってツッコミたくなるぐらい、いま考えるとヘンな雰囲気だったなぁ(笑)。まぁ、それは最初だけで。年相応の笑えるボーイズトークから、これから7をどうしていきたいかっていうマジメな話もできた。各自が思ってることを改めて確認し合って、それを山ちゃんがまとめて…って感じ。おいしいすき焼きうどんを食べながら、ホントにいろんな話ができた、充実の会だったよ。今後は定期的にやっていけたらいいな。

2014年4月の雑誌では、

山「SEVEN会でも話したよね。」

中「うん、話した。」

山「裕翔君と俺は、何か話さない時期があったの。お互い意識し過ぎて。ライバルみたいな感じで。そのSEVEN会ですんげー話した。本当この1〜2ヶ月だよね。」

高「何?どんなこと話したの?」

八「え、嫌いだったとか(笑)?」

伊「ムカついてたとか(笑)?」

薮「昔、2人から相談受けてたな……。」

山「そう、『お互いあの頃さ』とか。」

中「『マジでお互い嫌いだったよねー』みたいな。だけど、今はそれを言い合える仲になった。お互いを受け入れられるようになって。」

山「うん、成長だと思うよね。」

岡「オトナになってる。」

知「今じゃ裕翔、涼介(山田)の家によく遊びにいってるもんな。」

有「今、一番仲良いんじゃない?」

伊「そうだ、よく一緒にいる!」

有「『さっきまで裕翔と一緒にいた〜』とか言ってるもんね。」

中「2人でランチしてます(笑)。」

有「仲良しかっっ!(一同爆笑)」 

薮「そうそう。ほかの4人の対談では、変化っていうことで”7会をやるようになって、7の雰囲気が変わった”っていう話題になったらしいよ」

山「マジで変わった!」

薮「それはオレらにも伝わってくる。ホント、ベルリンのカベ崩壊…って感じ」

山「ハハハ!そこまで強固なカベだったんだ(笑)。でもマジで、もうカベの残骸もないくらいの雰囲気だよ」

岡「まず一回目の7会のとき。もうオレ、泣きそうになっちゃったからね」

有「え、泣く!?何があるとそうなるの(笑)。オレら、そのときの話って、まだちゃんと聞いてないんだよ」

薮「7会をやって、山田と裕翔の仲が深まった…っていうざっくりした外枠しか聞いてない」

山「こいつは、自分の思いをオレらにものすごくアツく語ってたら、感極まって泣きそうになってたの」

岡「いや〜、だってめっちゃアツい会だったんだよ!”オレ、みんなのこと好きなんだよ!”って、心の声を絞り出すように(笑)」

山「それに対し、”オレらもだよ!”ってアツく返してな」

有「なんだよ、その暑苦しい感じ(笑)!」

岡「昨日も7みんなで好き好き言い合ってたもんね() 

 

続いては2014年7月。山田くんのインタビューにて。

———JUMP内で刺激を受け合ってると思うけど、20歳過ぎて、少しはお酒も飲んで話せるようになったのは大きくないですか?
「デカイね。昨日も裕翔とメールしてたりして、最近すごく仲いいし。もう時効だから書いちゃっていいと思うけど、裕翔とは距離があったから。でも、今年になって始めてセブン(Hey! Say! 7)の4人(山田、知念、裕翔、岡本圭人)で食事にいって、セブンがこうやって集まったことの喜びがみんな同じだったんだと思う。で、せっかく集まったんだから話しちゃおうよって、ぶっちゃけてしゃべったら、あらあら?って何かいい感じで、じゃあ2軒目行こうかって。歌って、アクロバットするやつもいて(笑)、いい感じにまとまったんだよね。今は裕翔と2人で買い物とかいってるし。表参道とか歩いたことないって言うから、俺が案内して、クラッチバックが欲しいっていうから、知ってる店に連れてって、これいいんじゃない?ってすすめたやつ買ってた」
———大人になるってそういうことかもしれないですね。子どもの心で、「この人と合う、合わない」だけじゃなくなる。
「多分、ちゃんと相手を理解しようとしたんだよね。理解しようともしてなかった自分たちが、初めて相手を知ろうと思って、話して、ちゃんとお互いを理解したから。お前にはお前なりの努力があって、俺をこういうふうに思ってたんだなっていうのがちゃんと分かったから、もう隠すこともないし、言いたかった言葉もちゃんと言えたから、溶けたんだよね」

また、2014年8月。山田くん一万字インタビューでは、

ーーーずっと”裕翔くん”って呼んでたのが、いつからか”裕翔”って呼ぶようになったよね。
山「ゆうてぃーとかね(笑)。知念が去年の11月でハタチになって、セブンが全員ハタチになったんです。お祝いに4人でメシに行って。これ、初めて話すんですけど、そのとき、まだ裕翔とは少し壁があったから、”今日は、本音で思ってること話そうよ”って切り出して、”じゃ、俺からいくわ”って」
ーーーなんて言ったの?
山「裕翔に、”ぶっちゃけ、おまえのことキライだった”って。知念も圭人も気づいてたから、”突然、何ぶっ込んでんだ!”って、爆弾発言すぎて、ふたりとも笑っちゃって(笑)」
ーーー中島くんは、なんて?
山「”わかってたよ。それに、俺もキライだった”って。”でも、こういうこと話せてるって、おたがい成長したってことだよね”って。だから、 ”もう、そういうのやめにしようぜ””わかった”って。そっから本音でみんなで話し合って。”これからは、もうBESTに頼るだけじゃなくて、自分たちの力でもJUMPを引っ張ってこうよ”って。そっから、ちょいちょい裕翔を家に呼んだり、ふたりでメシ食い行ったりしてる。あの時間は、すげー大切だった」

 2015年秋には、裕翔くんはこんなことも言っています。

裕翔「自分自身の話で言うと、ごっちを演じる上での葛藤とは違いますけど、僕なりに葛藤はありました。9人いるメンバーの中で、自分にしかできないことを見つけていかなきゃっていうのもあるし、何か武器を見つけたかった。でも山田(涼介)がバリバリドラマの主演を張っているのを見て、彼と自分は同じことはできないって思った瞬間、吹っ切れたんですよね。自分にできないことが分かっているなら、自分ができることに取り組めばいいのかなって。そこから考え方が、少し変わった気がします。どのメンバーにも自分が負けないことですか?…長身なこと?しょーもないですね(笑)。ただ今はこうやってお芝居の仕事を頂く機会も増えたので、本当にうれしいです。」

 

簡単に片付けてしまうならばお互い"おとなになった"と言ってしまえば良いのかもしれないですけれども、同じグループにいて、いやでも意識してしまう相手で、向き合いたいと思うことはたくさんあったろうにどうしたって向き合えずにいた数年間。

2度目の一万字、2人はそれぞれこんな風に語っています。

2017年9月の裕翔くん一万字インタビューにて

ーー最後に山田くんについて。

「やまねぇ。本当にメンバー想いで、メンバーのことを考えながら、どうやったらJUMPが成功できるかをずっと考えてる人。(中略)最初はそう思ってなかったでしょうね。最初からセンターだったわけでも、エースだったわけでもないですから。ただ、背負いすぎてツラかった時期があったんだと思います。言葉にこそしないけど、やまから発せられる救援信号みたいなもの、メンバーがみんな受け取ってましたから」

(中略)

ーー山田くんがアカデミー賞の新人俳優賞を受賞したときは?

「ちょうど友だちと外食してて、そのお店のテレビで放送を見てたんです。"すげー!!"ってケータイで写真を撮って。そしたら、いっしょにいた友だちに"本当にメンバーのこと好きだね"って冷やかされて(笑)。そのすぐ後にメールが来たんです。"俺、壇上でゆうてぃのことが頭に浮かんだ"って。僕、やまは俺のことなんか眼中にないと思ってたから。受賞の瞬間、僕のことを思ってくれたのはうれしかったし、ちょっと申しわけなくもなって。それに値する演技ができているあと言ったら、まだまだだなって。なのに、やまは"次はあの壇にいっしょに立とう。そして、JUMPをモンスターグループにしてこうぜ!"って。青春漫画の主人公みたいなセリフじゃないですか!?"何、カッコいいこと言ってんだよ"って思うんですけど、あいつは本当にカッコいいんです」

ーーふたりの関係性をひとことで言うならなんだと思う?

「むずかしいね、ひとつの言葉で僕らふたりの関係を表すのは。尊敬もしてるし…。でも、お芝居してても思い浮かぶのはやまの顔なんですよね。特に大事なシーンの撮影の時に思い浮かぶのは。"あいつだったら一発で決めるんだろうな"って。だから、ひとことでいうならライバルなんだと思います。」

(中略)

ーーじゃあ、山田くんとの本当の和解はいつだったと思う?

「それも去年だと思います。落ち込んでるときに、すごく励ましてくれたし、叱ってもくれた。あとは『ピンクとグレー』の感想を言ってもらったときかな。"俺にできない芝居をゆうてぃはできる。そこがいいんだよね"って言われて。あ、認めてくれてるんだなって。勝手に引け目のようなものをどこかで感じてたんだと思うんです。そんな勝手なわだかまりが消えた。それからだと思います。やまから何か聞いてくることなんて以前はなかったですもん。だから、あの日だと思います。本当の意味で僕たちの間に距離がなくなったのは」

それから数ヶ月後、2017年12月の山田くん一万字インタビューにて。

ーーじゃあ、最後に中島くん。

「いろんなところで言ってますけど、昔は、あんまり好きじゃなかったですね」

ーーライバル心が強すぎたってこと?

「ライバルしても、すごい意識してた。ただ俺の性格的に、好きとキライの間はないから、どっちかって言ったらキライだった。だってムカつくんだもん。何言っても真に受けて落ち込んで。センターを変わったタイミングでもあって、ものすごい悩んでる時期だったと思うんです。でも俺は“悩んでる時間があんなら前向け!”ってタイプだから。でも、俺はそれ言えないよ、俺だけは。あのころの裕翔は寄り添わせてくれなくて、なんかもどかしかったな。」

(中略)

ーー裕翔くん、『本当の意味での和解は一年前だと思う』って言ってたよ。

「そうかもね。ふたりで演技について、芝居について話したときなのかな。裕翔の演技に対しての熱い想いを聞いたし、実際、実力もある。裕翔は俺にはできない演技ができるんで。JUMPの大きな武器ですよね」

ーー日本アカデミー賞の授賞式で、裕翔くんの顔が浮かんだんだよね。

「あれは、本当に不思議な体験でしたね。ステージに上がった瞬間、"あ、次にこの景色を見るのは裕翔だ"って裕翔の顔が浮かんだんだよね。もちろん、これからの裕翔の努力次第だろうけど、俺は現実になるって信じてる」

お互いがお互いの実力を認め、努力を認め、敵わないと何度も背中を見ていると思い続けている2人。裕翔くんは以前「努力してる」なんて俺が言うのも烏滸がましいぐらい、と遥か遠くの届かない存在になってしまったと思っているからこそ、「眼中にないと思ってた」なんて言葉がするりと出てきてしまう。立ち位置を奪われてしまったことすら、「当然の結果」だとはっきり言えてしまうぐらいには、それを消化した今があるのでしょうけれど、当時まだ10代前半だった彼にそんなことは難しかった。あたりまえだと思います。

片や山田くんは山田くんで「裕翔には敵わない」と言い続けている。認めているものがあるから、センター交代劇のあと、後ろ向きになり燻ってしまった裕翔くんに対して思うところがたくさんあったのだと思います。ただそれを自分だけは言葉にしてはいけなかった。自分が欲しいものをたくさん持っているのになぜ、と山田くんだからこそ裕翔くんにはそれが言えなかったんでしょうけれど。その感情を消化させてしまうことも裕翔くんと同様に10代前半だった彼にやれと言うのは酷だと思います。思い返せば思い返すほどに。

 

そして、今回のタイトルにさせてもらった「いちばんの理解者」

2018年の年末に発売された雑誌で組まれた2人の対談での煽り文句『「ぶつかった」「嫌いだった」でも今は、「いちばんの理解者」』から引用させていただきました。その時の対談については、以下になります。

中島●この取材を受けている今、ドラマ『SUITS/スーツ』とドームツアーが同時進行している状態で、そんな時にヤマがメールをくれたの。『大丈夫、ライブはオレに任せろ!頑張れ!』って。あれ……すごくうれしかった。
山田●裕翔が今どれだけ大変か、それはオレにも痛いほどよくわかるからさ。
―――アイドルとしてはもちろん、役者という同じフィールドでも活躍。今では互いを認めあい支えあうふたりだが、実はここに至るまでには長い時間が。
山田●やたらぶつかったり、それこそ、口をきかない時期も過去にはあったんだよね。
―――ジャニーズJr.時代は「仕事現場から一緒に電車でよく帰っていた」と、公私ともに仲がよかったふたり。その関係性を大きく変えてしまったのが、中島君から山田君への”センター交代劇”だった。
中島●正直、あれはショックだったよね。ヤマは過去にスポットが当たらない冬の時代も経験。そこから必死に努力して実力でつかんだセンターだってわかっているのに。当時の俺はそれを受け止めることができなくて。
山田●お互いに「負けたくない」気持ちもあったしね。相手を強く意識しているからこそ「どう接したらいいのか」わからなくなっちゃって……。
中島●でも今は、あの時期を経験してよかったと思っている。自分と向きあう大きなきっかけになったし、成長することもできた。いろんなことに気づくことができたから。
―――そんなふたりの関係をよく表現しているのが「明らかに強いライバルがいて、そこを目指して進んできた。刺激してくれる人がいたから頑張れた」という山田君の言葉だ。
山田●まず、裕翔がいなかったら、オレは今ここに立っていないからね。オレ、裕翔に初めて会ったときのことを今でもよく覚えていて。裕翔はオレがジャニーズに入る前から、Jr.の中でもすでにカリスマ的な存在でさ。ステージで踊る姿を見て「すげー!!」と思ったの。そして「裕翔が立つあの場所からはどんな景色が見えるんだろう」って……。オレのすべてはそこから始まっているんだよ。
―――戦友であり、よきライバル。「これからも相手を刺激する存在でありたい。そのためには自分自身も成長し続けなくちゃ」と語る。ふたりには認め合えるようになった今だから語れること、語りたいことが山ほどある。
中島●こないだ、「そういえばふたりで飲んだことないね」って。オレのドラマが終わったら飲みにいこうって話をしていて。
山田●それを今から楽しみにしているんだけど……なんか緊張しそう(笑)。そこでふたりが何を話すか気になる?行く日が決まったら教えてくれ?やだよっ、絶対に教えない!!(笑)。

 

 "関係性"に括っただけを手当たり次第かき集めたので、2018年末までのテキストまでになっておりますが、その後も2020年の7月の雑誌で山田くんが「昔と関係性が変わったのは裕翔かな。20歳の時に2人で話し合ったことをきっかけに変わりました。今では2人で飲みに行くし、しょっちゅう話しています」という話があったり、ぶつかり合って話し合った以降はずっと、いい関係性のまま今に至っているのだなと思います。

たくさん資料を集めたようで今まで書いてきたものと文献数についてはあまり変わっておらず、目新しい記事でもないのですけれども、今回の放映に合わせて新たにふたりの関係性について知りたいと思われる方へのお助け記事になればと思います。

関係値、とはまた違った面でお話しするならば、確かに抜群にビジュアルのいい2人ではあるけれど、お互いがお互いの顔が大好きだったり、山田くんに至っては「裕翔のビジュアルでカッコ悪いところはない」って言ってたり、裕翔くんは「(やまの好きなところは)全部」って言い切れちゃったり、そんなふたりでもあります。

そんないいコンビなので色んな人に知ってほしいなぁと、そんなステマ記事でもあります。例の如く。

そんなこんなで結びにいたします。添削も何もしていないので、誤字脱字や内容重複等々あるかもしれませんけれどもその辺は多めに見ていただけたら幸いです。

ここで読んでいただき、ありがとうございました。

ゆとやまはいいぞ!!!

(結果、それが言いたかっただけのお話でした。)

 

 

新たな沼を開拓した備忘録

お気持ち表明は最近noteらしいんですけど、note使ってないんで未だにはてブロを使ってなんとなく気持ちを残しておこうという作業です。結構華麗に転げ落ちたから、こういうのって後にも先に今だけなんだろうなぁと。1番熱量が大きくて、"なんで"とか"どうして"とか、そういうのが分析しやすいというか。とはいえ、ある程度冷静になって話もできるくらいには転げ落ちてから時間が経ったので、今この辺りで書き残しておこうと思います。前置きが長くなりましたけど、新たな沼に足を踏み入れた話。

 

f:id:sugaring:20210708002922j:image

PRODUCE 101 JAPAN OFFICIAL SITE

 

あまりこちらでは話さないようにしてきた『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のお話です。

SEASON1はラスト1週間でなんとなく見てはいたけれど、結局なんとなくしか追ってなかったためにそこまで「深みにハマった〜」という感想を描かないままに、JO1さんに関しては本当になんとなく情報を入手する感じで見ているんですけど(つべチャンネルとTwitterをなんとなくフォローして追ってる程度ですね)。SEASON2はかなり有名どころだった元Jr.であるたじとヴァサくんが出るからと、そんな情報から全部さらって見てるわけじゃなかった割に、オンタクトは気になる人だけ見ていたり、最初から気になり続けてはいたようで。11pickの時に一度だけこの人いて欲しいなという投票をしてみたり。その時点での1番"気になる人"は1分PRのサムネで誰よりも優勝してたテコエくんだったわけですが。

youtu.be

いや、気にならん?元々サンシャイン池崎好きだからってのもあるんだけれど、池崎が吉本じゃないってところで色々ぶっ飛んでるところが好きだなぁと思ったわけです。見ていて元気にしてくれる人を推したいなと思ったのもまた、事実で。あと猗窩座の笹岡くんとチーズ西くんについても面白いとの評判を聞いて見に行きました。もの凄く元気にさせてもらったこと、今でも感謝してます、ほんとに。

(笹岡くん:https://youtu.be/66k-waaloNg)

f:id:sugaring:20210705233207j:image

(西くん:https://youtu.be/bu8sHUSKqu8)
f:id:sugaring:20210705233204j:image

 

それからまた、SEASON1の頃からYoutubeチャンネルは登録しっぱなしだったため、新たなもの更新されてるなぁとか、そんなぼんやりな感じで。毎週木曜にちゃんと間違いなく見てる国プじゃなかったから、そこまでちゃんと追いかけてなかったというか、追いかけたら沼なんだろうなぁとわかってたから意図的に避けていたというのもあるわけですけど。

そんな時に偶然再生した動画が、これですね。

youtu.be

クモのおもちゃと対峙してる村松くんを見ながら笑い転げてる6人がかわいかったんですけど、何せ誰を目的にこの動画を再生したかといえばやはり田島くんだったわけで、「ドス鯉倶楽部かわいいな〜」と、ここまではまだ沼どころか遠いところで体育座りして眺めてる程度だったんですよ、まだね。まぁ、?かわいいと思い始めた辺りでやばいとは思っていた!いたけれども。

 

で、それから数日後、とある動画に出会ってしまったわけです。

通称『違反ダンス』

f:id:sugaring:20210705233311j:image

いや、なんだこれ?!カワイイな!!!愛おしくなるなこのダンス!なんなんだキミは…!!

……と、いう感じで、この辺りで彼、池﨑理人くんの存在を知ります。でもまだ名前は知りません。そのためこの辺りではまだ、ドス鯉の彼と違反ダンスの彼は一致しておりません。加えて、チーズくんとドス鯉の彼すらも一致してません。それぐらいにわかだったわけです。……アホですね、今考えると。

と、いうわけで、まだちゃんと練習生を覚えるに至ってなかった頃に出会ったこの動画に、すっかり魅了されてしまっていたわけですけれども、まだまだ国プには程遠く、彼の名前を知るつもりは全くなく。楽しいものが見れた、ぐらいに捉えてました。その割にはかなりの回数見ていたんですけれども。

その後、コン評を見ようかなと、Goosebumpsを軽い気持ちで再生。SEASON1でいうならばKungChiKiTa系統の曲だなぁと、まだその頃はほんとにただの一視聴者でした。

そして、1位を取ったという結果だけを知り、特典映像である倍速ダンス動画を再生。

今考えれば、これが本当の沼の幕開けでした。

youtu.be

倍速ダンスの動画見て、1番気になってしまったのがずーーーーっと表情がおかしい彼、池﨑理人くん。お前誰や?と思いつつ眺めたコメント欄で『違反ダンス再来』と言われていることでようやく一致します。

きみだったのかーーーーーー!!!!

そっから倍速ダンスのチッケムを何度も見続けてしまうようになり、何となくの国プ生活が幕を開けます。まだかなりゆるゆるの国プと呼んでいいのかわからないぐらい微かな応援度合いですが。結局、2pick投票期間には一度も投票できなかったぐらいには、気付くのが遅かったり。(先述したような理由からコン評を遅れて視聴したため、投票しようと思った頃には終わっていた、というのが正しい)

それから色々動画を巡り、マシュマロをただ口に詰め込むだけの1分PR動画に『……もしや、この人顔がいいのに思ったより様子おかしいな…??』と気づいてしまってさらに沼。テコエくんとの動画を見ても、児玉くんとの動画を見ても『この様子のおかしさは推すべきでは?』と思った国プ(仮)。コン評を遅れて視聴し、ドス鯉ラッパーの彼と違反ダンスの彼、そしてGoosebumpsの低音ラッパーの彼をようやく完全一致させることに成功。

その結果、ギリギリ第2回順位発表式までにはワンピクを決められた国プ(仮)、この日の配信はなんと生で見てます。この頃には彼の動画を大体巡り終わり、見事T-RAPとドス鯉のオタクになっているあたり、飲み込まれるスピードが半端なかったわけですが。

 

それから1pick投票になり、こっからは投票を開始。GYAO!と5G LABの両方から毎日ちゃんと2票投票を始めるまでになっているところにヤバさを覚えているのは今のわたしです。転がり落ちんの早くないかな自分。もう課金先は増やさないようにしようねって自分と約束したばっかりじゃないかよ……って言ったところでもう遅いんですけれども。

 

もちろん(?)ファイナルもちゃんとリアルタイムで視聴し、ワンピクは無事デビューを掴み取ってくれたので、こんなはてブロを書こうかなぁと思いついたわけですが。

あとまぁ、担降りブログじゃないけれど、沼に転がり落ちた時の感情って今しかないわけで。それを書き残しておくのって面白いかなあと思ったので。パッションというより経過という感じですが、こんな沼のハマり方だったよという。

てなわけで、全く布教ブログという感じではないのですが、わたくしのワンピク池﨑理人くんにちょっとでも興味が出てきたなって方に見てほしい動画を2つほど。

youtu.be

見て!!!としか言えないのだけれど、どうしたってとってもいいです。

T-RAP最高。ありがとう。

 

 

youtu.be

自分たちでリリックを書いてるところにも注目してみてほしいなという。これを見るたびに理人の声が好きだなぁと思います。

 

 

と、まあ、そんなわけで現在INI

twitter.com

の方にも手をちゃんと出しているので課金先が増えました、という話です。界隈が違うとこうも違うのねという感じで静かに小さく情報収集のためのツイ垢(https://twitter.com/s_ol_eil_)を作って細々とオタク生活を始めております。面白いなぁ、これからデビューかぁ、とよくわからない感じでなんとなく追っておる状況なので、フォロワーさんの中にINIを追いかけているような方がいらっしゃったらお話しできたらなあとちょっぴり思っていたり。そんな感じです。

 

以上。まとまりのないお話しでした。備忘録!

引き続きこれまでと変わらず裕翔くんを追いかけることには変わりないので。ピーターパン楽しみだ〜〜そのために必死で生きているといっても過言じゃないんだ……(そのぐらい現在疲弊しているのですけれども)

 

想像することがみちしるべ

 

昨年の1月ぶりの現場 最早こんなだったっけ現場?!という初めて現場に入った時ぐらいの緊張と興奮で胃がキリキリするほどだったのだけど。
何公演もやってて、行った公演は後ろから数えた方が早いぐらいだし、このコロナ禍であっても行われると決まって入場までしてくれてるし多分やるんだろうなってそこまでわかっていてもどこかイマイチほんとに幕が上がるのかという不安もずっとあって。無事幕が上がったときには、良かった、って感情でたまらなく泣きそうになって。ちゃんとコンサートを見ることができるんだという安心感もあるし、ひとつひとつ繋いできた"バトン"がちゃんと繋がったことへの喜びもあって。とりあえずなんだかとてもたまらない気持ちになったのよ。

いや、さ?そもそも4人だったじゃんとか?そういうのもあるさ。ていうか2020年だもんねそもそも。まだSTORYの、あの会場の中じゃまだ2020年の2月。時はまだあの場所に封印されたままなんだなとまざまざと見せつけられて。それでも目の前には3人しかいなくて。そんな現実と辻褄を合わせざるを得なかった物語と、それでもここに彼がいたのだと、きっと彼のソロ曲はここにあったのだなとわかる組み立ても何もかも、これが今の彼らで、本来であれば4人のまま作り上げたかった地図なのだと思ったらやっぱりたまらなく泣きそうになって。
各コンサートからリード曲とはまた別に引っ張ってきた一曲にこの4部作の歴史を感じたり(セトリを全く知らずに行ったため、イントロで「ひぇ」と声が出そうになった場面が多すぎてわたしはその場に立ってるのに必死だったよほんと)、3人になったことで生まれた新たな歌割りに新鮮味を覚えたり。過去と今と未来と、最後に彼らが「これが僕たちのSTORY」と語ってくれたその言葉は、自軍にも同じように言って欲しいと思った言葉だなと。
今の現状、「これから」を「このメンバーで」「このグループで」「このままで」と言い切ることがどうしても難しいように思うから。それをはっきり言ってくれた彼らを追い続けたいなと思ったので。そんなことを思いながらセトリラストナンバーを聞いて涙しそうになるわけですが。


とりあえずこっからまたパッション強めなんですけれども。
いや何?近く通ってくれたんですけれども、まっすーめっちゃキラキラしてない??オーラが金色だったよ??あと普通に星飛んでる。なにあれ。ジャニーズってやばい。自分の言葉を伝えるところでなんだか言いたいことがうまくまとまらないのか、言いたいことがありすぎるのか、考えて考えてステージでじっとしたまま喋られない増田さんめちゃめちゃ愛おしいのでオススメです。あとひたすら歌が上手い。勝手に彼の声を、桃色の彼の声と比べたらジャニーズの主人公声ではないと思っていたけど、彼の声には物語を感じたし、立派な主人公だった。簡単に言うなら声がエモい。歌の主軸であり、グループのエースだった。光。あと、時たま胸元がガラ空きです。セクシーが垂れ流されてます、目に毒なのでしまってください。

小山さんはさ、言わずもがな顔小さいし足長いね!?スタイルが良すぎて何なんだろ?!ってとにかく思った。めちゃめちゃに衣装が映える。スタイルが良く見えるものをスタイルが良い人が来て、カッコよくないわけないのよ。にしてもさ、自撮りが上手いこと、自覚あるのねやはり。というかメンバーも小山さんは自撮り上手いって認めてんだね?!笑った。あと小山さんはやっぱり言葉を伝えることに長けているなと思った。筋道立てて伝えるのが本当に上手。話す声のトーンも1番伝わりやすい高さを心得ているというのも強みだなと。ただ所々天然というか、会場を「えっ、、、?」って感情にさせていて、そのあたりが健在でとても安心した。DIYを「どこでもいつもワイワイ」だと思ってたのすごいな37歳…。桃色の人の高音パートはやはり難しそうだったけれど、小山さんの低音ボイスがあるからにゅーすの歌が光るのだなと思いました。縁の下の力持ち。圧倒的陽。

シゲさん、最年少になった割にはやはり元々の落ち着き様からマンネみは薄いなぁという感情でしたけれども。ただ時たま「かまって欲しい」モードに入るのがとてつもなく可愛かった。あとさ、この人は顔が綺麗ね…ほんとに。増田さんはシゲさんにものすごいボンタンみたいなボトムス履かせたがりだから、この度もほとんどものすごい太いボトムス履かせていたけれど出来れば!細い!ボトムス!履かせてくださいたまには見たい。トレンチコートみたいな衣装着てるシゲアキ好きが好きが好きでしょうがなかった。リボンも可愛いね…そのトレンチ脱いだ後の衣装は細さが際立っててさらに好きだった。腕ほっそ……。モダンボーイズを経たシゲさん、ほとんどピッチ外さなくなってたし、コンテンポラリーダンスも上手くなっててビックリ。Narrativeサイコーに良かったです。

コンサートとは直接は関係ないのだけれど、今のわたしの精神状態の中で聞いたクローバーには、完全に泣かされました。何が何ってそもそも1公演目は感情の昂りと次々襲ってくる楽曲たちに涙堪えてたことぐらいしか覚えていなかったりするのだけれど。よく覚えてたなMCのこと。あの後のセトリの流れに「えっ!?」「うわ」「待って」の連続でまぁ泣かされたよね。2公演見れてなかったら果たしてわたしはコンサートの内容覚えていただろうか?レベルに感情かき回されていたので、ほんとににゅーすさんってギルティだと思う。ついていきますけど。これからもたぶんたくさんびっくりするもの見せてくれるんだろうな。クセツヨコンサートって本人たちはよく言ってるしファンたちもそう言ってるけどさ、このコンサートたちは夢の塊だなと思うのですよ。
その地図を持ってまた新たな夢の国を見せてくれるのだろうなと、きっとその先のお話も加藤先生はきっと考えてくれているのだろうなと期待している今です。
その時にはね、歓声をあげて、リアルタイムな反応を彼らに届けられるファンになりたいので。
コロナよ滅殺……

 

これをご褒美映像と言うのでは。

JUMPのお部屋から 長々と感想を書いていたので、移設。

コーラ!とか緑茶は?って聞いてるとこで「緑茶いない」って結果は出てるのに、ちゃんと緑茶(生茶っぽい)を注いでるゆうとくん〜ゆうとくんは緑茶派(たぶん)あと、みんながジャンキーなもの食べてる中でちゃんとサラダ食してるゆうとくんめちゃめちゃ良〜〜!!じゃないですか??
せぶんと優馬のハワイ話、知念ちゃんがプロレスとかあんま好きじゃないっていうのかわいすぎるし、若干ちゃんと技を大ちゃんにかけるゆうとくんはお兄ちゃんに絡んでるようでやっぱりかわいい。「今なら優馬には勝てるなぁ」なの絶対面白映像になると思うからやってほしい。

円陣のくだりでゆうとくんの「あの時間無駄だと思って」発言は真面目なゆうとくんっぽくて好きでしかなかった。雑誌で最近は裕翔が円陣の前の声掛けしてるってのは見てたけど、それの理由が「あの時間はちゃんと鼓舞してステージに向かいたいから、無駄なことは言いたくない」だったの推せみしかない。すきだ。みんな言わないようにしてたってのもじゃんぷちゃんっぽくて良いな〜と思った。

なんでお隣同士になったかわからんけど、ゆとやまがお隣でゲームなの良いし、JUMParty優勝回数No.1のゆうとくんに負け運ついてたの超かわいかった。どれもこれも最高に良かった!可愛かった!!ほんとに!
にしてもコンビ制でゲームやるってのはまじで大正解。2人で小さなカード覗き込んでああしようこうしようってなるのも良いし、コンビでやるとどうしても「お前のせいで〜」とかなりがちなのに全くならないのまじで平和。可愛さしかない。なんだこれ。なんだこれしか言えなかった。
終わった後トランプ片してるゆうとくんもすきだったなぁ。A型の長子っぽさ出てる。負けたからっていうより、次に移るためにやろーかなぁって感じだなぁ。良い子だなぁ。

あとちぃちゃんがルール説明してるのなんだか新鮮だった。持ち込み企画はまぁそういう流れだしもうなんとも思わないけどこういうとこでも進行やるんだなぁって。ちゃんとわかってる人が説明して、わかった人が補足して、納得していくって流れがちゃんとできてて、こうやっていつもやってんだなあって見せてもらった気分だった。
今年の漢字」を決める流れでもそうだったけど本当に基本誰も誰かを否定しないし、ずーっと平和だったな。喧嘩っぽくしてもそれがようちえんじの喧嘩にしか見えないのもほんとにアラサー集団かってぐらいかわいい。なんだよこれ。ほんとにかわいい。特典としてはもちろん、じゃんぷを知る上でめちゃめちゃ良い素材じゃない?定期的にYouTubeでカードゲームやってんの更新してくれたら良いのに。
ごきぶりポーカーは俳優班で演技には定評があるはずのゆとやまが負けたの良かったな〜。いのおさんに全て見抜かれてるゆうとくんがほんとに弟でしかないし、「そんなゆうとがかわいい」がこの空間全てに溢れてて最高だった。同じチームで連帯責任で負けるかもしれないやまでさえ「かわいい」って思ってそうなところが良い。『良くも悪くも思ったことが顔に出るから』って言われてるゆうとくんらしくて良いし、だめだめなゆうとくんのために前に出るやまちゃんってのが最高に良いです。「仇取ってやる」って言ってちゃんと仇取ってるのつよつよのつよじゃんやまちゃん。そしてもうそれからカードはやまに渡すことにしてるゆうとくん 絶大な信頼を置き過ぎ。ゆとやまはそういうとこだよなぁと思う…でも最後の最後はゆうとくんに任せちゃうやまちゃん。そして負けても負けたことに対する悔しさよりは「ゆうとかわいいなぁ」って思ってそうな顔しててかわいいほんとに。頭撫でてるもんなあやまちゃん。かわいいゆうとって絶対思ってる。そして愛おしそう。

一人暮らし始めたときの年齢のお話は興味深過ぎたな…事務所御用達があるからまぁこのマンションに誰と誰が住んでるみたいな話になるんだろうけど。2人で占いに行かされるいのありとそれを横目で見ながら家を決めたちぃちゃん、なんだかちぃちゃんの末っ子感というかお兄ちゃんを見て育った2番目っ子感が最高に出てたな〜色々学ぶ弟くんという感じ。良。
千葉と神奈川の戦いに埼玉が割って入るテンポの良さはさすがいのありだった。そして「ほぼ東京」「ギリ東京」みたいな話になるの都会でもそんな感じなんだね…その辺りの地域のプライドみたいなものはやはり面白いです。

負けた2人ゆとやまジェンガとかなに、え、ゆとやまのオタクへのご褒美ですかこれ。終始可愛い。ツイスターゲームさせたそうなメンバーに「それはやだ」と言ってのけたのは笑った。
「どっち応援しようかなぁ」とか言ってるけど結局どっち勝っても負けても良さそうなじゃんぷちゃんたちかわいい。
やまちゃんジェンガうまいし、ゆうとくんはド下手。ずっと窮地なのにずっとにこにこしてるゆうとくんに恋だった。薮さんの「公式ルールじゃ何回でも触って良いんだ」に「だめだよ。じゃんぷるーる」って言ってるやまちゃんめちょめちょにひらがな発音じゃなかった?かわいすぎやん。
てかかなりの序盤からもう崩れそうなの笑った。ゆうとくんへたくそすぎて重心のジェンガ結構抜いてて逆にすごい。重心の見極めがうまいんだなぁ(褒めポイントではない)ふたりしてジェンガの周りをぐるぐる見てるのもかわいい。最早2人の挙動全部かわいくない?しんどすぎる。あとみんなだけどめたくそにビジュが良い。なんだこの日。すごいな。
ふたりしかゲームしてなかったら周りはだいたいつまんなくなりそうなのにみんな真剣に楽しそうにガヤやってんのも仲良しで良いな〜。ラッキージェンガってガヤに笑っちゃうゆうとくんの笑顔が最高に好きです。あとゆうとくんとこのカメラの角度が最高に良くない?すきすぎる…ふぅって息を口の中に入れてからジェンガを掴みにかかるのもかわいい。息ちゃんとしてって言われて「してなかったわぁ」って気付いてるのもかわいい。かわいさ引き出してくれてありがと。

最後のコメントのゆうとくん、真面目に気持ちを伝えてくれていてすきが加速しました。「見たことない景色を」と言ってくれるのはうれしい。そしてそれがじゃんぷとしての夢なんだなぁきっと。
メンバーが後ろで聞いてるのを知ってて恥ずかしがってるのはほんとに可愛い。「まだ?2分!」って声かけちゃうの良いし、それにバラバラとメンバーが出てくるのも良い。んでもってゆうとくんに「かわいい」「かわいい」って口々に言ってるメンバーってのがじゃんぷだなぁと思った。『どれだけ大きくなろうと、いつまで経っても裕翔は弟』なのがよく出てた。こんなにかわいいって言われるゆうとくんが見られるのはご褒美じゃんね…ありがとうございました…かわいかった。
ごきぶりポーカーを枕元に置いてねって言われたときの笑顔も大好きでした…ありがとうございましたJst様…またいつかカードゲームやるところを見せていただけたら幸いです……

 

「I」について考えた

 

Hey! Say! JUMPさんの7thアルバム「PARADE」。

f:id:sugaring:20191105232546j:plain

リード曲(であろう)「獣と薔薇」のインパクトがまあ強いコンセプチュアルなアルバムですけれども(コンサートめちゃくちゃ楽しみだよ!!)、その中でも我が担当中島裕翔くんのかなり色香の溢れた英語から始まるトラック07「I」。

え、めちゃめちゃかっこよくない?

イントロから音がセクシーだし歌い出しが高木さんと山田さんな時点でこれはそっち路線だなと思ったんですけど、聞けば聞くほど最高…コンパフォ次第では楽曲大賞でかなり上位に食い込みそうだなぁと思っておりますよ、ええ。

 

さて。

好きだ好きだと思いながら、ただ漫然とリピートしてるのもあれだなぁと思ったので、物語について考えてみようと思ったのであります。(※一応歌詞をなぞって考えたつもりですけれども、超超超個人的な妄想&解釈に基づいて話が展開されております。ご注意ください。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まずイントロより。

 

Yeah… Baby Let’s talk about the deepest love.

 直訳すると「なあ、きみ。最も深い愛について話し合おうか?」ってところかな。

これから僕の君への深い愛情について話すから、君も話してくれよってことなんだろうなあ。この話の主人公、よほど相手が好きでたまらないっぽい。愛が重いな(好きです)

 

流星のようなEyes(Can I get you?)

踏み外すのは何よりも簡単なTaboo

How do I feel your love? (Can I get you?)

煙のように掴むことの出来ないYou

「流星のような瞳」を「Can I get you?(手に入れられる?)」と聞く主人公。君の視線は僕のものになるのかな?君は僕だけを見ていてくれる?って聞くってことは、相手の気持ちはいまいちわかってない。

"禁忌を犯すのなんて簡単なぐらい、君が好きだよ。でも僕には君の気持ちはつかむことのできない煙のようなんだ" ってことかな。メッッッチャ重い。(2度目)

 

抱き締めるほどに 遠のく感覚 Cry… Cry…

I’m looking for your love…

せめて僕以外に 触れられぬように 

"抱きしめれば抱き締めるほどに遠くなっていく"のは、同じ気持ちが返されてるって思えないから。だから心の中で泣いているし、相手の気持ちを探し続けてる主人公。

君が僕だけを愛してくれないのなら、僕以外が誰も触れられないようにすればいいんじゃないかって思ってしまうぐらい、君が好きなんだよと。

メンヘラみが強いな。好きですね。(あ、本音が)

  

零れ落ちるAi 「I」

音も立てずに 諸行無常 Feel like 幻

快感誘うAi 「I」

闇さえ飲み込む 欲望にFall  戻れないLie

( 「Ai」は愛で「I」は自分だと仮定)愛も自分も自分の手からすり抜けて落ちていくような心地になってばかりの主人公。自分のすべての感情が音もなくこぼれ落ちていく。1秒ごとに感情も彼女も自分も形を変えていく。まるで今まであったすべてのことが幻のよう。

ここでの快感はきっと閨のことなんでしょうね。欲望だし。闇だし、闇ってんなら夜だし。嘘でももう戻れないし手を離したりするつもりはないってことでしょう。……うわぁ、すっごい。(小並感)

 

Explosion… The deepest love…

Explosion:爆発(音)、破裂(音)・火山の爆発、噴火・急増、激増

ここでは爆発してしまいそうなぐらいの感情を指すのだろうな。好きすぎて気持ちが破裂してしまいそうで、それぐらい深い気持ちなんだよと。deepestだもんね…最上級だもんなぁ…

  

深く沈み行く (Never stopping)

海の底へと二人堕ちて行けるなら

How do you feel my love? (My love)

煙のように包み込んで離さないYou

"僕はもう深く沈んでいくだけだ。君に溺れているんだから、君も一緒に来てほしい。" きっとそう言いたいんだろうなぁ。君は僕のこの気持ちをどう思っているんだろう?と考えてみる主人公だけど、君の方が僕を離してくれないんだからって勝手に責任転嫁始めてる気がしないでもない。やばい。

 

エデンの園は キミの中にある Fly… Fly…

禁断の果実を 求め彷徨って

 「エデンの園」は楽園の代名詞として有名どころですよね。天地創造の際に神が人間を住まわせるときに作った園。で、そのエデンの園の中央にあった善悪の知識の木の果実のことを禁断の果実というわけだけれど(詳しくは旧約聖書 創世記を読んでください。アダムとイブのお話で有名なやつです)

楽園は君の中にあるって言い始めてるあたり、本当にドツボにはまってる主人公。空にも飛んでいけそうな心地だよ、と。はっきりいってかなり重症。そろそろ諦めなとかやめたほうがいいとか周りに言われているけれど、君を想うのをやめることはできない。咎められれば咎められるほどにもっと君がほしくなる。

禁断の果実を「手にすることができない、または禁じられているからこそ、かえって魅力的に感じて欲しくなってしまう」という比喩だと考えたんだけれども、本気で引き返せないところまできてるなこの主人公。

 

崩れ落ちるAi 「I」

音も立てずに 遠ざかる蜃気楼のよう

儚く燃えるAi 「I」

闇さえ飲み込む 欲望にFall  戻れないLie

絶望 快感 シンドローム 「I」

そりゃ崩れ落ちるよって感じなんだけれども、きっとそれは本人にはわかってないんだろうな。音もなく、自分もその愛もどんどん崩れ落ちていくんだなぁ。自分が最初描いていた形とまるで変わっていることにもきっと気づけない。それでも君を求めることはやめられないし戻れもしない。そんなシンドローム=症候群に陥ってしまった。

 

間奏に和が少し混じるのが、遥か昔からこれが定められた僕の運命だと言っているようで、更に愛に縛られている(自分からそこに飛び込んでいる)みたいだなと思ったり。

 

君は僕を好きではないけれど、それでもそばにいてくれるんだねって。それは愛なのかな同情なのかな。それともどうだっていい相手だからなのかな……とか。

振り回されているというより、自分から振り回されにいってるというか、君しか見えていないからもうその人中心に世界がぐるんぐるん。ただきっと、好きで好きでたまらない気持ちを伝える方法を間違ってしまった結果、主人公の言葉を”君”はあまり本気で捉えてくれてないのかもしれない、とか。そんなことを考えてみたり。

 

また、ウルぷぅちゃんが語ってくれたライナーノーツで登場していた「Jealous guy」。

こんな脈絡があるようでないような感じで登場するんだから世界観的には引き続いてるんじゃないかと思ったりしたわけです。

君がいなきゃ世界はモノクロだと思ってしまうほどに君が好きでたまらないのに、自分以外の誰かと恋に落ちているんじゃないかと嫉妬に塗れる主人公のお話だと思っていたけれど、「I」の主人公はジェラガイよりもっと愛をこじらせてると思う。

まぁ、ジェラガイの主人公くんも、「Can you feel my love tonight?(今宵、僕の愛を感じてくれる?)」って聞いてるあたり、自分に自信はあまりなさそうだけど。でも「I」の方がジェラガイよりもかなり激情型。重いというか怖いレベルじゃない?危険な恋にもほどがある。(ここでの危険は精神的に危険の意)

 

 

結論。

へいせいじゃんぷさんに重たい恋の歌を歌わせるのは大正解ですありがとうございます!!!!(全く考察になってない)

披露するのめちゃめちゃ楽しみにしてるから絶対歌ってねへいせいじゃんぷさん…頼むよ……