そらいろ

そして 君に 恋をした!

「なんか、おかしくない?」※ネタバレ有

謎が謎呼ぶ群青村。通常盤ジャケ写、MVとソロクリップを見て解決する?……いやんなわけ!!みたいな心地である。わけがわからぬ。
もう一度言う、わけがわからない!
そんな感じでとりあえず全く他の方々の考察に手をつけてない今の段階で、個人的に謎と分かったことたちを書き記しとこうかなと。独自考察に加えて頭が足りてないのでその辺りはゆる〜く読んでいただきたく候。

 

○手形の正体
子狐に身体を乗っ取られたのは知念くんだった。通常盤ジャケ写にてそれは明かされた真実で。加えて、知念さんはメンバーを助けようと奔走、伊野尾さんは知念くんの身体を取り戻そうと奔走したこともわかった。身長が若干高くて伊野尾さんがメンバーを助けようとした狐?って思わなくもなかったけど、ルポライターのツイートを見るに、青い狐の仮面の男の中身は知念くんなんだなと、この辺はまだなんとなく理解した。

 

 ○「触れられると消えちゃうんだって」(伝承記)
触れることによってループの世界に連れていかれるんだなと、そのあたりはわかりやすくて、車の中で触れられた裕翔くん、階段にて触れられた薮くん、ホテルの一室にて触れられた山田くん、商店街にて手を握られた髙木くん。この辺りはわかりやすく触れられていて。
ただループの世界に入ってはいたものの、光くんの点については全く不明。トンネル内でのループだからトンネル内に来たんだろうな知念くん(狐)。でも描写がないからなんとも言えず。あと、訳がわからないのは有岡くんね。全く違う世界線だし、ループしているわけでもなさそう。閉じ込められて動けないだけっぽい。伊野尾さんについても違う世界線…というか6人がいる世界線と有岡くんのいる世界線が同一線上の過去と未来という時間軸であると仮定するならば、伊野尾さんが目覚めたら椅子だらけの場所の世界線はたぶん全く時間軸の違うパラレルワールドっぽいよねぇ。山田くんが投げたグラスが伊野尾さんがいる世界でも弾けるって多分そういうこと……並行世界ってやつだから、普通にはみんなには会えず、鏡で時空越えなきゃいけないのかなって思ったり。越えた先が群青神社で、それが他6人のいる時間軸と同じだったとして、そのまた別シーンで有岡くんに会えているところを見ると、やっぱり「ん?」ってなるのだけれど。Solo ClipにもMVにもなかったけど、有岡くんが狐(知念くん)に触れられるシーンがあったから、なんらかの呪いにかかっていたんだろうとは思うけれど、その呪いが村人をループの世界に閉じ込めたのと同じものではなく、どちらかといえば自分の母である狐が人間にされたことのようだったのが気になっていたり。そんな呪いをかけるかな?救い出せなかった自分すらも恨んでいる?とかそんなことまで考えたけど、時系列も世界線についても分からないのでなんとも言えず。謎である。
あと、この理屈で行くならば、伝承記に書かれていた村人たちも常世からループの世界へと飛ばされてしまったから、失踪したように常世の人たちには映ったってことなんだろうなぁという。大体のループものってどこかに時空の亀裂があって…みたいな話が多いけれど、この度は狐と身体が入れ替わってしまった知念くん自身がもう一度触れることで戻れる、みたいな話だよねたぶん。狐の呪いは狐にしか解けないってことなのかなぁとか。神社に祀られていたはずの狐の呪いが解かれた理由が定かではないけど、群青村を見つけてしまったこと、そもそもそれがキッカケになったんかなとか。子狐は人間というものそのものに恨みを抱いていそうだからそうなったんかなっていう。村に入ってきたことがそもそもダメだったのかな、みたいな。この辺りはものすごい妄想だけれど。
ループの世界から戻ってくるために必要なのは"愛情"という話だったけれど、子狐も母親への愛情故に強行に及んでたわけで、まぁその辺は卵が先か鶏が先かみたいな話だから置いとくとして。そしてファンからの愛ってのも物語の本質とは多分ズレる(Twitter企画としては正しいのだろうけれど)ので。たぶんその"愛情"ってのはループの世界から脱出させたいというメンバー愛ってやつなんだろうなと。
ただなぜ伊野尾さんが真実を知ることとなったのか(ループの世界に巻き込まれてるわけでもなさそうだし)、謎。Solo Clip順は時系列ではないし、MVも時系列に流れてる訳じゃない、またSolo Clipの映像自体も時系列ではなさそうだから余計に訳がわからない。狐(この狐が知念くんなのか、子狐自身なのか不明)に追いかけられた伊野尾さんが飛び込んだ先の群青神社。そこで伝承記を読んで呪いの解き方を知ったとして、そもそもなんで伊野尾さんはあの椅子が山積みにされた場所で目を覚ましたんだろう?そのあたりからすでに狐に化かされてるのかなぁと思ったり。なんらかの段階で伊野尾さんもすでに知念くん(狐)に触れられていたと仮定すれば、伊野尾さんの立ち位置は1人だけ戻ってこられた村人ってことになるんじゃないかなと(鏡に飛び込む=一縷の光に駆け込む)。その理屈ならばあの場所で伊野尾さんを追いかけているのは呪いを解こうとする狐(知念くん)となりそう。でも同じ時間軸上に伊野尾さんと他のメンバー6人はいないっぽいんだよなぁ…とこの辺りで頭の中がこんがらがって「???」ってなっております。

 

○266号室
山田くんのいる階の全ての部屋が266号室に変わってしまってるっぽいホテルクロユリ。鍵が全くかかってないホテルでやばい…ループしてる世界線だからどの部屋にも一度山田くんが入ったからだし、今時の閉まったらロックかかっちゃう鍵の形式ではないからだろうけど、全ての部屋に入れるのおかしすぎる…怖。
山田くんの266号室で起こった出来事が伊野尾さんの元に届くし(グラスの破片)、有岡くんの部屋にもあるし(「青い狐」「266」のメモ)、全てが266号室になっているから、有岡くんと山田くんのいる部屋が全くの同室ではないにしろ、ループの世界の中のどこかの部屋の一室ではあるんだろうなぁと。有岡くんのいるお部屋が中側に鍵穴がついているのも不思議…普通外側……変なお部屋……。そして有岡くんの部屋で起きたことはやはり伊野尾さんの元にも届いている(「HELP」の文字)。ただ時間は不可逆なのか、有岡くんのところで起きた出来事が山田くんの元へ届いている様子がないので、時間軸としては山田くんが前。有岡くんの周りの物達が朽ちてるところからもそれは確実っぽい。3人に共通してるのは、どの部屋にも266号室のルームキーが存在してること。イコール伊野尾さんも266号室?あのだだっ広いそれこそ倉庫みたいな場所が?でも鏡もあるし、HELPの文字が見えたりルームキーが落ちてたりガラスの破片飛んできたり、やっぱりループの世界のどこかと繋がってる世界線なんだろうけれど、ハッキリしない。わからん。

 

○鈴の音
Officialのティザーと合わせて、鳴らされた鈴の音は7つ。知念くんはループの世界にいる訳じゃない=呪われてはいないから鈴の音は鳴らず?最後に伊野尾さんが奉納した際に鈴の音が鳴るから、鈴の音は呪いの合図ではなくて呪いが解かれた印かなぁと。それが知念さんが山田さんを起こしたあのシーンのことを指しているのかなぁ、と。
自ら解いた伊野尾さんや有岡くん、知念くんに解いてもらった他のメンバーたちの音はティザーにて鈴の音が聞こえているけれど(MVの中で解くヒントが見つかるから?)ただ、山田さんは追いかけられていないし、ヒントもない状態。だからSolo Clipまで鈴の音がしないのでは?と考察。憶測が過ぎる気もするけれど。

 

○時系列
普通に考えると、狐に身体を乗っ取られた知念くんが最初の被害者っぽい。ただたぶんあの和やかなシーンたちが絶妙によくわからなさを引き起こしてるのだと思うのだけど、あのホテルでMV撮影(ダンスシーンを撮るという話?)だったっぽいのはクロユリホテルのHPからも確認できて。そんで、やまちね、たかいの、いのあり、やぶゆとなどなどメンバーたちが絡んでいたのは空き時間だったり、少し外れた土地にあるから(森の奥のそのまた奥という描写もあるし)泊まり込みの撮影だったからたぶんそういうやつなんだろうなと。その後何かしら知念くんがなりかわられてしまう事件が起こったと仮定するのが正しいんだろうなぁ。伊野尾さんがあの大量の椅子の場所で有岡くんの「HELP」と山田くんのグラスの破片が飛んでくるのを見てるところを見ると、この時にはまだ何も気づいてないんだろうし、少しずつおかしいことに気づいて、そしたら狐に追いかけられることになって、飛び込んだ先が群青神社だったってことなんだろうな。
で、呪いから救い出された順はたぶん山田くんが最後。ただ、全く同じ車が登場する有岡くんの時間軸と裕翔くんの時間軸はズレてるっぽい?有岡くんの動きからすると、266号室から脱出→ホテルの外へたどり着く→エンジンがついたままの車に乗車って流れっぽくて、その場所は地下駐車場の中ではなさそうだった。ただ、ルポライターさんのツイートからすると、地下駐車場の中にセドリック、残された3つのからのコーヒーカップって話で、地下駐車場で呪いにかかったのは裕翔くん、でもコーヒーカップは有岡くん(いのあり場面より)……。コーヒーカップが乱雑に床に落とされてるところを見ると、このコーヒーカップも時空を越えたんだろうか?ほんとにメンバー8人同じ時空・時間軸に戻れてる?

 

○伊野尾さん
全体的に知念くんより伊野尾さんが怪しいのよね個人的には。でも多分真実を分かっているから、怪しく見えるだけなんだろうなぁと。知念くんは知念くん自身の呪いの解き方は知らないだろうから、助けてあげられるのは伝承記から真実を知った伊野尾さんだけ。というか、多分伊野尾さんは母狐なのでは?と思ってる。子狐がこれ以上人間を傷つけるのを止めたい母狐と知念くんの身体を取り戻したい伊野尾さんの利害の一致から、一時的に身体を貸してたりする?って思ったり。階段で知念くん(狐)に出会った伊野尾さんが何を告げたのか読み取れなかったけれど、逃げたってことは怒られるって思ったかなって。叱られたくない子どもと諌めたい母親って構図なのかなぁと。だからそれもまた"愛情"って括りなのでは?という。
最後も伊野尾さん(中身も伊野尾さん)がきちんと2つの仮面を並べて祀るようにしたところを見ると、2匹で静かに眠りたいという母狐の願いを叶えた感じなのかなぁと。

 

○ケーキ
何のためのケーキ?有岡くんに罰をつけてたのは何?コーヒーに砂糖めっちゃ入れてたところを見るとドッキリ的な??知念くんの反応もそれっぽいけど、ただそれだけ?単に山田くんが知念くんにイタズラしたかっただけ?そんな簡単なんかな…きっとケーキに意味があるんだろうね…2人でホールって多くないのかな…(それはまた話が違う)
山田くんだけ他のメンバーとはまた違う感じで呪いから解放されているのも、身体が奪われてしまう前の知念くんと会っているというのも関係があるのかな?

 

○レシート・折り紙
何も明らかになってないけど、7つのクロユリと支払い金額(お釣り)がひどく謎。わざと111円にしたかったんだろうけど、その意味とは…?
また黄色と青の折り紙の謎ね。コーヒーカップもあったし、折り紙もあったと。映像で何も示されてない分、本当に何も言えない。なんかのヒント?青と黄色といえばJUMPではひかいのですけどその辺り関係ある?たしかに一応2人とも車に乗り込んでるし、2人とも助手席に座った人ですけど、あと助手席に座ったのは知念くん(狐)ですね。そんな比喩的な感じなのかなぁ…わからん。

 

◯ジャケ写
薔薇と百合、手を繋ぐやぶひかゆとやまの謎……
花言葉を見たところで解決はしないっぽいし、手を繋いでいるのはなぜ……やぶひかはメイキングで裕翔くん含めた3人で話していたシーンが撮影されてたことがわかったけれど、ゆとやまは全く絡みなかったから余計にわからない……なんなんだ……解決するのかこの謎……
あと通常ジャケ写の手形が2つついてる人と1つの人の違い…やぶゆとやまちゃんだけ手形がふたつなのはなぜ?Twitter連動企画のように1つの人は捕まえられて、2つの人は自ら捕まりに行った理論?全くしっくりこない。

 

◯サイトたち
実録!のサイトはルポライターが更新してくれてるものだとして、他の群青神社等々のヒントたちは誰が出してくれてる?早く謎を解き明かしてほしいのは誰?母狐??有岡くんからのSOSの暗号にしても、それの回答のような暗号にしても、いったい誰が…??この辺考えちゃうのはメタなんだろうか…
やっぱりサイト内にオレンジがないのも気になるしね…他のメンバーカラーが全部あるのに……有岡くんだけ閉じ込められてたこと、呪いからの解き放たれ方が違うことに関係してるんやろか……まぁその辺が謎のままですよ…だからなぜ有岡くんは閉じ込められたんや…(思考堂々巡り)

 

ルポライター
一体誰?結局誰?どっからの情報から動いてるんだろうね…一瞬宣伝垢になったのは多めに見といてやろう…あれはメタだ……
発売しても謎が全て明らかになってるわけじゃないし、異世界から戻ってこられないままだから、まだ謎を解き明かすべくツイートし続けてくれてるのはありがたいけれど、君は誰なんだーー?!という。正体があるのならば、それも最後にわかるんだろうなぁ…きっと。

 

○266
まだわからん!誰か解いて!!!!
全てがこの数字で解決するものなのかもわからないし、あの数式に当て嵌めたら解決するのだろうか?うむむ…266イコールなに…左辺と右辺は同一にならないといけないのよ…ってことは何かを分解して266になって分解されるものが重要ってことでしょ……わからなさすぎて266の素因数分解を始めた末期症状のオタク…(答えはわからなかった)

 

わからなさすぎて文字数が増えに増えた…読むの大変でしたでしょう…ここまで読んでくださった方々、いらっしゃればありがとうございますほんとに。謎、全部解いてくれるのかな、というか解かせてくれるのかなぁ?という一抹の不安もありつつ、発売日が過ぎても謎解きが続けられそうなことも嬉しいなと。

伊野尾さんの手法に感動しつつ、「曲を売りたい」「グループを売りたい」という意欲、15周年に向けてのウォーミングアップがかなり加速していることも嬉しく思う今般であります。

楽しく追わせてもらえてるのは、彼ら自身がたくさん考えてくれているからだなぁと。Hey!Say!JUMPを好きになってよかったなと思う瞬間がまたひとつ増えました。ありがとう、群青ランナウェイ。